第二回近畿APD当事者交流会

開催日:2019年9月29日

開催場所:れんたるスペース南森町

主な内容:自己紹介、2テーブルに分かれての交流会

参加人数:15(うち運営2名)


今回の交流会は前回(そのうちこちらも書きます)よりも参加人数が増え、参加された層もバラエティに富んでいました。

年齢層、背景、この会に参加された動機も様々であり、自身はAPDではないものの、身内の当事者への接し方を知りたいと参加された方もおられました。

半数以上の方が仕事の困り感を感じておられ、同程度がそれ以上の方がAPDの影響で対人関係に問題や他の人からの誤解、将来への不安をはっきりと感じておられるようでした。

主催側で用意していた話題としては、

・小渕先生、平野先生のAPDに関する書籍

・ノイズキャンセリング機器の紹介

・UDトークというアプリの紹介

の三点で、書籍は何人もの方が手に取って読み込んでおられる方もおられました。

やはり一番根本的なところとして「聞こえているけど聞き取れない、という現象が理解されない」というのが、この障害の最も厄介なところだというのは皆さんのお話を聞いていて間違いないと思います。

また、今回の交流会に参加された方のお話を聞いていくことで、APDそのものの認知度は多少上がってきていると感じました。

様々なメディアが取り上げて下さっていることに感謝したいと思います。

以下、記入して頂いたアンケートも参考にしつつ今回の反省点をメモ代わりに

・前回よりはマシだが天井からの音の反響が結構でかい、どうにかしたい

・人数的に10人オーバーを2テーブルはきつい、8人ぐらいが適正か

・パーティションがあっても天井から回ってくる音は防げない

・自己紹介タイムが人数に比例して長くなり過ぎた、ここを簡潔にしたほうがいい

・L字の部屋だったせいもあるが、自己紹介の時は前に出てもらうほうがよさそう、口元が見えないと聞き取りがしんどい

当然と言えば当然だけど、音響面と聞き取り面でのご意見が多かったので、今後このへんは腰を据えてちょっと考えて行きたいと思います

あと、もう少し突っ込んだ内容や、職場、家族へのカミングアウトの仕方、より実践的なライフハックなどを扱う時間も少しは盛り込みたいところ。




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