重賞ローテ考察No.200 天皇賞秋+アルテミスS+スワンS+その他レース

重賞ローテ考察　天皇賞秋

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『天皇賞秋の本番好走率を、G1実績のパターン別で比較する』

格式高い天皇賞秋。
G1実績が重要なレースで、近10年の馬券内好走馬30頭中19頭は、近5走以内で古馬G1 3着以内の実績持ち。
3歳時のG1実績含めて、天皇賞秋の好走率が高いG1実績パターンを考えます。

【G1実績】
①３歳時に、G1で3着以内または着差0.3以内あり
②古馬時の近5走以内に、G1で3着以内あり

Ａグループ：①、②共に該当
→該当馬の天皇賞秋着度数：4-6-4-15
勝率13.8% 連対率34.5% 複勝率48.3%
2023年該当馬
→イクイノックス、ダノンベルーガ、ジャスティンパレス

Ｂグループ：①は該当、②は非該当
→ 該当馬の天皇賞秋着度数：2-1-5-20
勝率7.1% 連対率10.7% 複勝率28.6%
2023年該当馬
→ドウデュース

Ｃグループ：①は非該当、②は該当
→ 該当馬の天皇賞秋着度数：2-2-1-19
勝率8.3% 連対率16.7% 複勝率20.8%
2023年該当馬
→ジャックドール、プログノーシス、ヒシイグアス

Ｄグループ：①、②共に非該当
→ 該当馬の天皇賞秋着度数：2-1-0-73
勝率2.6% 連対率3.9% 複勝率3.9%
2023年該当馬
→アドマイヤハダル、エヒト、ガイアフォース、ノースブリッジ

最も好走率が高いＡグループの3頭に注目。

ダノンベルーガは昨年3歳時で3着。
道中はイクイノックスをマークする形で後方待機、直線はイクイノックスと内外離れるも、
この2頭のみが上がり3F32秒台で馬券内。
前走時は天皇賞への叩きであるコメントも出ており、通算2-1-1-0の左回り1800〜2000なら、巻き返しを期待したい。

ジャスティンパレスは東京芝2000のスピード対応に懸念があると見られているのか、想定の人気は5番人気程度。
『同年の天皇賞春と宝塚記念でどちらも3着以内に好走』した実力馬ですが、近10年でこの実績を持っていた馬の天皇秋出走は、何と初。
また、ジャスティンパレスといえば、『天皇賞春3着以内馬は宝塚記念で3着以内に好走し辛い』
という傾向を破った馬。近10年でこの傾向を破ったのはキタサンブラックのみでした。
キタサンブラックとの比較ではなく、傾向を覆す結果を出してきた馬であるという事。
ジャスティンパレスの父はディープインパクト、キタサンブラックの父ブラックタイドはディープインパクトの全兄。
また、天皇賞春を勝ったディープインパクト産駒はフィエールマンが天皇賞秋を2着した例もある。
先週の菊花賞は異例の関東馬決着、今週もイレギュラーパターンの好走となるか。

【ローテ考察注目馬】

イクイノックス、ダノンベルーガ、ジャスティンパレス

〜その他参考傾向〜

【勝ち馬傾向】

※(○/10)は、『近10年の勝ち馬10頭中、該当馬○頭』の意味となります

①年齢
・5歳以下(10/10)
②前走クラス
・G2以上(10/10)
③前走人気
・G2以上で6番人気以内(10/10)
④前走着順着差
・G2以上で2着以内または着差0.6以内(9/10)
⑤近走実績
・近５走以内に、芝Ｇ１で２着以内または着差0.0以内(8/10)

🌟2023年の①〜⑤全て該当馬🌟
イクイノックス、ジャスティンパレス、ドウデュース、プログノーシス

【相性RANK：前走クラス】

※近10年が対象
🥇Ｇ１組　5-7-4-20
🥈Ｇ２組　5-3-6-88

【Ｇ１組好走傾向】

近10年着度数：5-7-4-20
※(○/16)は、『近10年の3着以内好走馬16頭中、該当馬○頭』の意味となります
①年齢
・5歳以下(16/16)
②前走人気
・3番人気以内(15/16)
③前走着順着差
・5着以内または着差0.6以内(12/16)
※非該当馬4頭は前走安田記念または宝塚記念
④近走実績
・近2〜5走以内に、芝G1で2着以内または着差0.4以内あり(16/16)

🌟2023年の①〜④該当馬🌟
イクイノックス、ジャスティンパレス

【Ｇ２組好走傾向】

近10年着度数：5-3-6-88
※(○/14)は、『近10年の3着以内好走馬14頭中、該当馬○頭』の意味となります
①年齢
・5歳以下(13/14)
②前走人気
・7番人気以内(14/14)
③前走着順着差
・5着以内または着差0.6以内(14/14)
④近走実績
・近5走以内に、芝G1で3着以内または着差0.3以内あり(14/14)

🌟2023年の①〜④該当馬🌟
ガイアフォース、ダノンベルーガ、ドウデュース、プログノーシス

【予想印・見解・買い目】※結論はコチラ

◎7.イクイノックス
○4.ダノンベルーガ
▲3.ドウデュース
△6.ジャスティンパレス
△10.ジャックドール

【見解】
イクイノックスは言わずもがな日本の芝現役最強馬。
昨年の天皇賞秋→上がり3F32秒台で差し切り勝ち。有馬記念、宝塚記念→外捲りで勝ち
海外G1(ドバイＳＣ)→逃げ切り勝ち
これだけ様々な条件のG1を、様々な勝ち方で連勝する馬はそうそう現れないでしょう。

オッズはドウデュースとの2強形成となりますので、妙味でドウデュース以外を対抗に。
ローテ考察テーマ推奨馬から対抗はダノンベルーガとします。
昨年の天皇賞秋の内容(イクイノックス同様の上がりを出せる東京向けの末脚)、コース替わり○(左1800〜2000は通算2-1-1-0)、叩きを明言していた前走よりもパフォーマンスを上げる要素は揃っていると判断します。また、G1では勝ちきれないものの、東京G1では3戦して着差0.6以上負けた事が無く、その着差0.6も昨年のジャパンCは直線不利があってのもの。
イクイノックスから2馬身(着差0.4)前後で走れるなら、割って入れるのはドウデュースぐらいとみて、馬連4-7と3連複3-4-7が本線。

【買い目】
馬連
4-7
3連複
3-4-7
3連単
7→3.4→3.4.6.10

【10/29(日)　東京全レース予想】

東京１Ｒ

◎1.フローティンローズ
○4.ポンピエ
▲6.ミシェット
単勝
1
馬連
1-4.6

東京２Ｒ

◎10.ツルマウカタチ
○1.シトラール
馬単
10→1

東京３Ｒ

◎5.エリカサファイア
○9.マイネルレグルス
馬連
5-9

東京４Ｒ

◎3.タマエスポワール
○15.ワンモアチャンス
単勝
3
馬連
3-15

東京５Ｒ

◎2.ショウナンガチ
○10.ジオセントリック
単勝
2
馬連
2-10

東京６Ｒ

◎1.ハーエクセレンシー
○3.マルディランダ
単勝
1
ワイド
1-3

東京７Ｒ

◎10.ヒルズカーン
○7.ブレイゼスト
▲3.ダノンフューチャー
△4.フォーチュネイト
単勝
10
馬連
7-10
ワイド
10-3.4

東京８Ｒ

◎2.ファンタジア
○6.ダノンギャラクシー
▲4.リンフレスカンテ
△7.オウケンボルト
3連単
2→4.6→4.6.7

東京９Ｒ

◎1.ショーヒデキラ
○7.キタノブライド
▲8.チアチアクラシカ
△2.アイオブザストーム
単勝
1
馬連
1-2.7.8
3連複
1-2.7.8

東京１０Ｒ

◎7.エイシンチラー
○4.オメガレインボー
▲10.フルム
単勝
7
ワイド
7-4.10

東京１１R
重賞ローテ考察　天皇賞秋欄に記載

東京１２Ｒ

◎10.レーヴリアン
○1.オールフラッグ
▲8.ハイアムズビーチ
△12.ホワイトガーベラ
単勝
10
馬連
10-1.8.12
3連複
10-1.8.12

【東京１１Ｒ　アルテミスS】土曜日

◎6.ミエノブラボー
○4.チェルヴィニア
▲2.ショウナンマヌエラ
△1.9

単勝
6
ワイド※複勝もあり
6-1.2.4.9
馬連
6-1.2.4.9
3連複
6-1.2.4.9

◎ミエノブラボーの前走は、内が良い馬場の前残り戦。2〜4着馬は、1〜3枠で4角6番手以内の中、ミエノブラボーは4角11番手から直線大外、レース自体は加速ラップの中で差しきった。
中山芝1600を特定条件で好走した馬は、アルテミスステークスで穴を開ける傾向あり。

【中山芝1600組のローテ考察条件】
Ａ中山芝1600で、走破タイム1分35秒9以下かつ上がり3F1位の、1着
Ｂ中山芝1600の1勝クラス以上で、上がり3F2位以内の、2着以内または着差0.4以内

ＡまたはＢ該当馬の近9年着度数：1-2-1-2
※重賞昇格後
勝率16.7% 連対率50.0% 複勝率66.7%

🌟2023年のＡまたはＢ該当馬🌟
→ミエノブラボー

【京都１１Ｒ　スワンステークス】

◎2.ルガル
○9.アヴェラーレ
▲14.インダストリア
△3.5.8.15

単勝
2
馬連
2-3.5.8.9.14.15
3連複
2-9.14-3.5.8.9.14.15

先週土曜日の京都芝は上がり3F最速馬が全勝。しかし日曜日は、外の追い込みが効かない馬場で、4角5番手以内馬が6戦で5勝でした。
京都開催のスワンステークスは、レース自体も逃げ馬の成績が良く、今の馬場なら先行出来る馬を狙いたい。
改装後京都コースの好走歴があり、内枠から先行出来る◎ルガルから入る。

【その他注目馬　10/28(土)】
東京３Ｒ

◎4.ショウナンナツゾラ
前走は1.2.3.5着が3角4番手以内の前有利決着の中、ショウナンナツゾラは3角11番手。
今回人気のウイントレメンデスは、その前走で展開の恩恵を受けており、東京なら逆転可能。