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重賞ローテ考察No198 秋華賞+府中牝馬S+その他レース

重賞ローテ考察 秋華賞


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『リバティアイランドの相手を、○○コース重賞実績で考える』

リバティアイランド1強ムードの秋華賞。
相手探しの切り口として、阪神と中山コースの重賞実績にフォーカスし、近10年で好走率の高いパターンを考察します。

阪神コース
桜花賞が3歳牝馬の第一目標となるレースで、例年、桜花賞を着差0.4以内に好走した馬の、秋華賞好走へのリンクが確認されています。

中山コース
関東圏でもあり以外に盲点ですが、近年紫苑Sが秋華賞とのリンクが強くなっており、春にフラワーCやフェアリーSで好走した馬の秋華賞好走も確認されています。
※昨年のスタニングローズやスターズオンアース、一昨年のファインルージュも該当

では、どうぞ。
※京都コースが改修の為、京都開催に絞っても厳密には全く同じでは無いと判断し、阪神開催も含む近10年を対象とします

【検証条件a(阪神コースの重賞実績)】
①近5走以内に、阪神芝1600〜1800重賞で、上がり3F1位の1着または桜花賞で着差0.4以内あり
②前走がオークス/紫苑S(重賞)/ローズSで5番人気以内

近10年①②該当馬着度数:3-4-1-6
勝率21.4% 連対率50.0% 複勝率57.1%

更に絞り込むと、本条件該当馬で本番4着以下となった6頭中4頭は、前走で4着以下かつ着差0.7以上負けていました。
→①②該当馬かつ、前走4着以内かつ着差0.6以内馬着度数:3-4-1-2
勝率30.0% 連対率70.0% 複勝率80.0%

🌟2023年の該当馬🌟
→複勝率80%ラインの該当馬はなし
次点で、以下2頭
コナコースト(桜花賞着差0.2、前走はオークスで3番人気だが、7着1.9負け)
ハーパー(桜花賞着差0.5は基準値+0.1なので誤差、前走はオークスで2番人気2着)

【検証条件b(中山コースの重賞実績)】
①近5走以内に、中山芝1600〜1800重賞で、4角7番手以内の2着以内あり
②前走がオークス/紫苑S(重賞)/ローズSで5番人気以内

近10年①②該当馬着度数:1-1-2-2
勝率16.7% 連対率33.3% 複勝率66.7%

更に絞り込むと、本条件該当馬で本番4着以下となった3頭は、全て前走で3着以下に負けていました。
→①②該当馬かつ、前走2着以内馬着度数:1-1-2-0
勝率25.0% 連対率50.0% 複勝率100%

🌟2023年の該当馬🌟
ヒップホップソウル

【ローテ考察テーマ推奨馬】

ヒップホップソウル
ハーパー
コナコースト

〜その他参考傾向〜
京都コースが改修の為、京都開催に絞っても厳密には全く同じでは無いと判断し、阪神開催も含む近10年を対象とします

【勝ち馬傾向】

※(○/10)は、『近10年の勝ち馬10頭中、該当馬○頭』の意味となります
①前走レース
・オークス/ローズS/紫苑S(10/10)
②前走人気
・①のレースで4番人気以内(10/10)
③前走着順着差
・①のレースで2着以内または着差0.4以内(10/10)
④近走実績
・近5走以内で以下何れかに該当(9/10)
1)右回り芝G1で、3着以内または着差0.4以内あり
2)右回り芝1800〜2000重賞で、上がり3F3位以内の2着以内または着差0.1以内あり

🌟2023年の①〜④全て該当馬🌟
→リバティアイランド、モリアーナ、ヒップホップソウル

【相性RANK:前走レース】

🥇オークス組 4-1-1-15連対率23.8%
※近5年で4勝
🥈紫苑S組  3-4-0-26連対率21.2%
※重賞昇格後の2016〜2022年が対象
🥉ローズS組 2-3-6-42複勝率20.8%
※中京開催を除く、阪神開催の2013〜2019年が対象

【オークス組好走傾向】

近10年着度数:4-1-1-15
※(○/6)は、『近10年の3着以内好走馬6頭中、該当馬○頭』の意味となります
①前走人気
・4番人気以内(6/6)
②前走着順着差
・3着以内かつ着差0.4以内(6/6)
③近走実績
・近5走以内で、以下何れかに該当(6/6)
1)G1で1着あり
2)桜花賞で、3着以内または着差0.4以内

🌟2023年の①〜③該当馬🌟
→リバティアイランド

【紫苑S組好走傾向】

対象7年着度数:3-4-0-26
※重賞昇格後にリンクが強くなったトレンドローテ
※(○/7)は、『対象7年の3着以内好走馬7頭中、該当馬○頭』の意味となります
①前走人気
・6番人気以内(7/7)
②前走着順着差
・5着以内または着差0.4以内(7/7)
③近走実績
・近5走以内で、以下何れかに該当(7/7)
1)重賞で2着以内あり
2)G1で3着以内または着差0.4以内あり

🌟2023年の①〜③該当馬🌟
→モリアーナ、ヒップホップソウル

【ローズS組好走傾向】

対象7年着度数:2-3-6-42
※中京開催を除く、阪神開催の2013〜2019年が対象
※(○/11)は、『対象7年の3着以内好走馬11頭中、該当馬○頭』の意味となります
①前走着順着差
・5着以内または着差0.7以内(11/11)
②近走実績
・近5走以内で、以下何れかに該当(11/11)
1)G1で2着以内かつ着差0.4以内
2)右回り芝1800重賞で、3着以内または着差0.0以内あり
3)中山芝1600の1勝クラス以上で、上がり3F1位の1着あり

🌟2023年の①②該当馬🌟
→マスクトディーヴァ、マラキナイア

【秋華賞予想印・見解・買い目】※結論はコチラ

◎6.リバティアイランド
○15.ヒップホップソウル
▲4.コナコースト
☆13.ラヴェル

△2.5.8

【見解】
○ヒップホップソウル
ローテ考察テーマ推奨馬
秋華賞勝ち馬傾向該当馬
紫苑S組好走傾向該当馬
まず上記の通り、ローテ考察的には非常に相性が良い馬。
紫苑S組は、重賞昇格後の秋華賞好走が顕著であり、昇格後7年で7連対。今年はモリアーナとヒップホップソウルが主な候補となる中で前走を振り返ると、1000m通過58.1で前傾ラップ、3角5番手以内の先行馬には厳しい展開のレースでした。
3角5番手以内の先行馬は10.11.12.13着の中で、唯一ヒップホップソウルのみが3角4番手から2着。展開が向いたモリアーナに差されはしたものの、前哨戦としては強い内容と判断します。

▲コナコースト
ローテ考察テーマ推奨馬
注目したいのは、対リバティアイランドでの枠と脚質の利。
オークスではスタート時の不利で後方からの競馬でしたが、本来は3〜5番手で競馬が出来る馬。リバティアイランドは中段から徐々に外に出して不利を受けない様に直線外から差し切る競馬になると思っていますので、好位の内でロス無く周る競馬が、直線短い京都コースではプラスになるはず。
また、テーマ考察でもある通り、桜花賞を着差0.4以内に好走した馬は秋華賞でも好走する傾向あり。

☆ラヴェル
オークスで▲を打って期待した馬。
そのオークスは、2着以下で2.3.5.6.7.8.9着馬が3角8番手以下の後方有利戦。
ラヴェルは3番手先行からハーパーと着差0.1の4着で、負けて強しの内容でした。
追い切りもローズS時と比較し1週前、最終と目に見えて良くなってますので、前走は不利もありましたが単純に叩きとしてノーカウントでいいと思います。展開が差しに向くなら面白い。

【買い目】
馬連
6-4.13.15 3点
3連単
6→4.13.15→2.4.5.8.13.15 15点
6→2.4.5.8.13.15→4.13.15 15点


【10/15(日)その他注目馬/レース】

東京3R

◎1.カウネウス
○6.ロジリオン
▲11.ソルトブリーズ
△10

馬連
1-6
馬単
1→6
3連単
1→10.11→6

○は2走前展開不利で、前走は2番人気だからこそ◎で狙った馬。
前走も位置取りの不利があったが、この手の展開不利や詰まりは再現性があり、その中で今回単勝1倍台であればこの馬の2〜3着を捉えたい。
◎は○よりも確実に前にポジション取れる馬。
内枠を活かして好位の2〜3番手から抜け出しを期待する。

東京7R

◎2.サトノトルネード
○5.ティムール
▲4.イケイケドンドン
△4.8.9

馬単
2→4.5
3連単
2.5→2.5→4.8.9

◎の最終追い切り、馬なりでテンの1F16.5-ラスト1F11.6は調子が良さそう。併入したフィアスプライドは、土曜日の府中牝馬S 4着。

東京11R オクトーバーS

◎14.レッドランメルト
○8.シルトホルン
▲1.ヤマニンサルバム
△9.サンストックトン

馬連
14-1.8.9
ワイド
14-1.8.9
3連複
1-8-14

◎の前走は、内が有利なトラックバイアスに対し終始外を追走、直線も大外の進路取り。
それでも、上がり3Fは2位で着差0.4まで詰めており、極端なバイアスの出ていないであろう東京へのコース替わりで巻き返しを期待する。

東京12R

◎2.ニシノライコウ
○4.ディオスバリエンテ
▲11.ヴルカーノ
△1.3.7

馬連
2-4.11
馬単
2→4.11
3連単
2→4.11→1.3.4.7.11

◎の2走前は今回と同じ東京芝1600。
ディオスバリエンテとヴルカーノに着差0.2をつけられているが、当時は直線詰まり通しで追い出し遅れ。スムーズならヴルカーノ含めて逆転可能な範囲と見た。
なお、最終追い切りで馬なり併入したインテグリフォリアは、土曜日◎にしたが3勝クラスを8番人気で4着入線は好走判断で良い。



東京11R 府中牝馬S

◎7.ディヴィーナ
○6.プレサージュリフト
▲13.フィアスプライド

馬連
6-7
※または枠連5-5
ワイド
6-7
3連複
6-7-13(おまけ)

◎は府中牝馬Sの勝ち馬傾向に唯一該当したディヴィーナから入る。
【近10年勝ち馬傾向】
①5歳以下
②前走5番人気以内
③前走着差0.6以内
④近5走以内で以下何れかに該当
1)G1または牡馬混合重賞で、着差0.4以内あり
2)右回り1800で、4角3番手以内または上がり3F1位の1着あり
→上記①〜④全てに該当するのはディヴィーナのみ。
追い切りも非常に素軽く見え、栗東坂路で14.9→13.7→12.1→11.9の加速ラップ。
近走の調子は維持していると見る。
東京芝は、ソングラインと0.2、スターズオンアースと0.1に走った舞台。
先行しても差しても良い馬なだけに、勝ち方が定まっていない部分もあり、単勝でというタイプではなく、相手を絞っての馬連・ワイドの軸として勝負したい。
相手はプレサージュリフトの1点で取る。


【10/14(土)その他注目穴馬】

東京8R

◎17.アウグーリ
○7.ジュドー
▲14.ステラバルセロナ
△16.バーミリオンクリフ

ワイド
17-7.14.16

◎はまだ未勝利で格上挑戦の大穴。
最終追い切りが、前走より良化して2走前に近しい内容。
その2走前は、東京芝1800で着差0.3の5着ですが、1着馬と3着馬はその後1勝クラスでも好走。
本馬も3着ならやれないかと期待したい。

東京10R

◎8.インテグリフォリア
○3.ヴェールアンレーヴ
▲9.ジューンオレンジ

馬単
8→3.9(オッズ次第で単勝でも)
ワイド
8-3.9

◎は先週土曜日の東京芝好走傾向パターンBに該当
※最終追い切り
パターンB
①馬なり〜仕掛
②併せ馬併入以上
③最初の1F16.4以下
④ラスト1F12.0以下
①〜④全て該当馬着度数:2-0-2-1
勝率40.0% 連対率40.0% 複勝率80.0%

○3も上記にニアピン該当の追い切りですが、○は1番人気想定であり、妙味は◎8に。

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