人類初の陶磁器に想いを馳せながら、僕はウッドフレームにタイルをビルトインしたのでした


タイルとは
英語ではtileと書き、その語源はラテン語のテグラ tegulaで、物を覆うという意味です。
タイルは、この語源のとおり、建物の壁や床を覆う陶磁器製の建築材料のことを指します。

引用名古屋モザイク工業

今回、僕はそのタイルをトレイの底板に使ってしまった訳なんですけどね

まあ、陶版?であればよかったのですが、国産タイルは寸法精度がよく、材質も磁気質で何かと都合が良かったからです。

そもそものお話、
陶磁器は焼成温度の高温化や釉薬の使い方で時代と共に進化してきた素材なんですね。
その原型はいわゆる土器で、釜を使わず粘土を野焼きで焼いた物だったそうです。

これは僕の想像ですけど、
きっと、原始時代(?)生食から加熱食に変わっていった頃、焚火の後の土が固くなっている事に気が付いた人がいて、それを食器に用いた事が始まりじゃないかって思うのです。
実は、世界最古の煮炊きに使われた土器は日本の縄文土器だった、と言う論文が科学誌Natureに掲載されているらしいのです。
縄文人って当時の最先端技術集団だったんですね。
もしかしたらそんな風に誕生した土器が、世界中の様々な地域の様々な時代の技術者によって、土器から陶器にそして磁器に改良されていったんですね。

さてさて、今回僕は、その生い立ちと逆に、タイルを四方転びのトレイのフレームにビルトインして豆皿を作ってみました

いかがでしょうか?

この作品、ハンドメイド作家さんが集まるminneではアクセサリートレイとしてお買い上げくださる方もいらっしゃいますが
実は、僕の中に、この先、木製食器の世界に挑戦してみたい、、、
と言った思惑がありまして、
今回のこの作品は言わばその先駆けとなった物です。

僕の作る木製食器については
後日また、このnoteで記事にしていきたいと思います。

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