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2023年 第14戦 リシャール・ミル ヨネックスレディス

【初日】競技成立しないかも……
台風2号の影響で初日が中止となった今大会。翌日もコンディションが整わず昼スタートとなったが、今度は夕方濃霧でサスペンデッド。本来は新潟で開催のヨネックスレディスなのに、わざわざ静岡県開催にした理由はさまざまあるのだろうが(年初に年間予定が発表されたときにココは違和感を感じた)、競技不成立の瞬間も見てみたいななどと不謹慎なことを思いつつ、短縮となれば初優勝を狙う選手にとって千載一遇の大チャンス。
1Rの続きは日曜の早朝から開始され、無事全選手競技を終えれたよう。菊地絵理香は18H執念のバーディでギリギリ予選通過した模様。
最終日はこの後11時からの予定。

スタートはこんな素敵なロケーションだったのに
ひどい濃霧が襲いかかる
濃霧で前に進めない河本結、菅沼菜々、木村彩子

【1R終了】え? 9Hで?
54位Tまで予選通過だったが、セカンドカットが実施され決勝でプレーできるのは26位T(-2)まで。なんだかねえ。もうこうなったら10人くらいで2時間くらいプレーオフやってください。しかしこの西郷真央の気持ち↓、分かるわ。

ほんと、そう。

【最終日】27Hの超短期決戦
あれはもう6年も前になるのか。畑岡奈紗無双が始あり、黄金世代が席巻し始めたころ、2017年マンシングウェアレディースで初優勝を飾った川岸史果。今後日本女子ゴルフ界は彼女を中心に回っていく。そう思うような勝ち方だったのを覚えている。まさか2勝目がその6年後になるとは当時誰も考えなかっただろう。苦しい4年を経て、昨季中盤から調子が上がっていたように見えた。昨年終了後の私自身の駄文(いちおう年間総括)においても、来季(本年)復活が楽しみな選手の1人に川岸の名前をあげていた。そして今日、超変則的な短期決戦ではあったが、佐久間朱莉とのプレーオフを制して見事な優勝。ずっとキャディとして傍にいたお母さんの前での勝利は格別の思いがあっただろう。ここのところずっと調子が良かったので、今日の勝利は決してフロックではない。今季中の2勝目を目指してがんばってほしい。敗れた佐久間のPO2打目は、残念ながら池ポチャだったが、4打目は次に繋がる見事なショットだった。彼女にも今季中にきっと優勝の順番は回ってくるだろう。
それと山下美夢有。14Hのバーディでクラブハウスリーダーの大里桃子に追いついた時点で、山下の3週連続優勝を確信したが、ショットが少しずつズレていく。18H最後のプレーオフへのパットも数センチ左へ。山下も人間だった。3週連続優勝とはそれほどのことなのだ。

ヤマハの穴井の優勝時と同じくらい力の入った渾身のガッツポーズ。

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