2023年 第28戦 住友生命Vitalityレディス 東海クラシック
【初日】
メジロパーマーこと、岩井明愛がやはり飛び出した。9バーディー・ノーボギー、2位に3打差をつけるロケットスタートに成功。4つあるパー5で3回イーグルパットを打つことのできるその飛距離よ。代名詞の直ドラなんか見せたりして、エンタメ性もバッチリだ。それなのに今季まだ1勝止まりなのは、まさにメジロパーマーのようなゴール前での失速にある。ラスト2ホールを普通にパーであがれば優勝、やらなくていいプレーオフもあったはず。今回は3日間で-30を出すくらいの気持ちで弾丸ゴールをしてほしいものだ。
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2位Tに山下美夢有、大出瑞月、稲見萌寧、笠りつ子。
優勝すればMRランキング1位に返り咲けるこのチャンスを山下が逃すはずがない。そして稲見もいい位置、そろそろ優勝したいだろう。先週の自分の不甲斐なさに怒る西郷真央も虎視眈々と首位を狙う。
最後にスキップ先輩こと、菊地絵理香選手の初日は、4バーディ・2ボギーの-2、41位Tだった。おそらく明日のカットラインはその-2だろう。ちょっと努力が必要なムービング・サタディになってしまった。なんとか予選通過して少しでもポイントをゲットできるよう、明日は山梨県の山奥でシャインマスカットの神様にでも祈るとしよう。
【最終日】
2日目は観戦かなわず。
最終日、岩井明愛が4月のバンテリン以来の今季2勝目をあげた。今日のこの2勝目までに何度優勝争いをしたのだろう。
勝ちを逃した悔しさをその都度積み重ね、その思いを爆発させたのが16番Par.3のティーショットだった。
今日岩井明愛を追った者たちに、その迫力の物足りなさを感じたので、いつも通りクドクドダラダラと書き続けていたのだが、表彰式の明愛の涙をみて、書いたそれらを消去した。
これでまた強くなる。もう舞台はここ(日本)ではない。海を超えてゆけ。
最後に菊地絵理香選手。トータル-5、39位Tで5.10ポイントゲット。リコーまであと10試合。
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