男は黙って餃子に辣油のみ

同じ年(嘘、私が一学年上w)と、近所の餃子の王将に歩いていって、ビール飲みながら平和な夕方。

『餃子の王将とスシローには人類の平和しかねぇ🕊️』という男は、餃子には黙って辣油だけ説を唱え、『小6の息子も同じ事する。さすがにまだ早い。』って言っている。

仕事のアドバイスをずっとくれるけど、彼の仕事のスケールの単位が常に大き過ぎて、私によくわからんw
良く言えばエスパー、悪く言えば催眠術師。

『高級な店行って全席同伴のしょうもねぇツラより、みんなの平和が王将にはあるぞ』ってめっちゃ言うw

もう飲んだら、そんなには食べられない我々45歳。
とにかくビールはすすむ。
日が長くて、明るい時間に飲むビールの旨さよwww

そんなおじさんおばさんの隣に、若くて綺麗なママと小さな子供2人の家族が来た。

するとおじさんは急に立ち上がり、ママに近づき座席を引いて、ベビーカーを入れるスペースを作ってやっていた。
若いママはびっくりしながらも、『ありがとうございますー!!』って感じだった。

ベビーカー設置後、『いやー、ベビーカーよりベビー椅子が良かろう』って、差し替えにまた立つw

私は座ったままニヤニヤしながら、この平和な光景にビールが旨いw

同じ側に座っていた上の男の子がミニカーとプラレールを私に見せつけてきたので、「うんうん」って見ていた。

「何歳？」って聞いたら、『もうすぐ3歳です』ってママが教えてくれた。
『大きいねー!!』って、一同大盛りあがり。

私がなんか言う前に『ごま団子二個』って注文し始め、エスパーっぷりを遺憾なく発揮w

『帰るか!!』って伝票もって立ち上がるや否や、『やる』って子供に5000円札握らせていた。

あっけにとられてるママに何故か私が「いいの！こういう人だから！」って言ってしまったw

こども2人いるから、立ち上がることもできないママを尻目に、会計してエスパーは出て行ったw

『あれはシングルマザーだ。俺にはわかる。俺はずっと道端で会ったシングルマザーとこどもになんかしてる。そして、こういう事してると自分に返ってくる。こどもに金使うのが1番良い。』って言ってた。

「え、偉すぎん？でも、さっきの人、シングルマザーかは予想なんよね？」って聞いたら、『俺は酒飲んだらバキバキわかる。あれは絶対そう。』って言い出して、爆笑www

私たちの会計3500円で、見ず知らずのこどもに5000円w
『お前の金も要らんw』って言われてしまうwww

でも、すごいポリシーよね。
だれでも出来ない。
なんか平和であったかい気持ちになった。

「王将は平和やね🕊️」って言ったら、『ねー』ってw

不思議な人ではあるけど、エスパーは心優しい。

そんな良い男がなんでバツ2なんだよwww

なんか悪いことしただろwww
もう爆笑www