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賞味期限もしくは経年劣化か。
友達ではないユーザーをブロックした。よく閲覧するコミュニティでなるほどという書き込みもあったが、それよりも即物的で下品な書き込みの方が見るたびにこちらの心がすん、としてしまう。
たいしたダメージではないが、好ましくない心象を持続的に受け続けることはめぐりめぐって自分の中にノイズとなり、いま大切にしている目に見えない領域にあるような未確認で素晴らしい物事に対する感受性が損なわれる。なんとなくそう感じる。
SNSが素晴らしいと感じたのは20年前。新しいネットワークだと思いつつ、果たしてそうだろうか。かつてそう思ったことは今あらためて思えるのだろうか。
こういうことをここのところちょくちょく感じている。
たぶん身体感覚としては答えは分かっていて、今はその答えに向けて答え合わせをして、いまだに三次元に生きている僕のちっぽけな自意識が理解する日を待っている。
ぼくらはさまざまな既成概念やしきたり、エビデンス、ルールなどに従って生きていて、それらによって内なる自分をまるで個別の所有物のように執着して保守すべきものとして見做している。そのことによって肉体も精神も重く、そして小さい。
執着を手放すことは難しい。
そのことを自覚しつつ、どうにかせんといかんと四苦八苦しているのが現状なのだろう。
分からんけど分かりたい。
そんなとこかな。
新規店を上から目線で辱め、家賃も晒すなどそれはやはり好みのやり方ではないな。
その程度の判断をやっとできたのがブロック。
先が思いやられるほど思慮が浅くて遅いのはわたしだ。
気づきをいただき感謝しております…
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