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新月伐採杉カップ。

昨日はもりずむの藤崎さんが来られて、午後3時間くらいお話しました。少し打ち合わせもしたけど5分くらい笑。お話をすること自体が目的という時間は本当に貴重で楽しい機会でした。

杉の精油の由来を僕はここのところ知りたくて、推論をお話ししました。その中で藤崎さんから伺ったのは、樹木は一層ずつ外に成長して太りますが、層は一年ごとに最新の層が成分を蓄積して「完結」させているそうです。毎年毎年、その都度、完結しながら成長している。いったん完結した層の中は当初はほとんど薬効は起きていないはずです。成長、つまり新陳代謝の停止した層の中である時ある作用で薬効が発生するのです。そこにはおそらく発酵が起きている。微生物の働きによって杉は薬効を持つようになると思っています。

今回、藤崎さんに教えていただいた科学的な知識は、そのうち巡って推論をするときの精度を高めてくれます。

ただし、僕は論文を出したり研究したい訳ではないのです。杉の薬効を生かしたい。それがメインです。科学的に適切に扱い、科学的な裏付けで面白おかしくお伝えするのが「役割」です。

藤崎さんとのおしゃべりは楽しいけど、経済とか政治、環境とかあっちこっちに飛んでややクレイジーです。会話しながらお互いに「あの、これは違う話かもしれませんが」と、断りながら話題が転換してゆくのがとても楽しかったです笑。そのうちこのようなおしゃべりをイベントとして開催したいと思ってます。


そうそう。こちらはいただいた杉カップ。新月伐採にセラミック塗装です。



今うちで扱っている杉カップと比べて杉の精度(杉っぽさ)がかなり高いです。その分、お値段も倍以上になるので、三つ枝商店のステージが上がれば今の杉カップとメンバーチェンジします。

現状のものと新月伐採杉カップとを使い比べて試そうということはあまり考えません。

品質や精度を比較するときに何らかの数値を持ち出すようなことはしません。

杉だけに限らず、野菜や果物も栄養素が豊富だと数値で「良さ」を理解する時に、それは人の脳で理解する意味合いが強く、「思い込み」の類の判断になっていると思います。

テレビやメディアで商品を売る時によく行われる方式です。

コロナになり、よりいっそう感じるようになったことがあります。

既存の価値判断の基準についてです。

その基準はたして行動の判断の根拠としてふさわしいのだろうか?

皆んながなんとなく正しいことと思う根拠にある基準ってどうなのかなと思ってきましたが、コロナで様々な集団意識を感じて、けっこうそれらが伝える「正しさ」が違うような気がしています。こういうことをあまり大きな声でいうと反感を持たれてしまうので普段は黙っております。ですが、そんなことを思っています。

それはそれとして、商品が優れていれば良い効果が得られるという考え方。そこには大きな盲点があります。

受け取る側の品質、人の健康状態や感性も同じくらい必要です。

こうやって言葉で書くと厳しい感じがして、ちょっとやな感じかもしれません。なんだよ上から目線かよとか笑

上からのつもりは決してなく、申し訳ありません。

本当に良いものなら、思う存分に楽しみたいなと思います。

いま使ってみて「ああ、良いな」と感じました。それと同時に僕のしがない感性でもすぐに良いと分かるなんてすごいなと思います。

良いものの「良さ」を十分に受け取れるような人になること。

それが健康の道だと今は思います。

その道は多分まだまだ果てしない道のりです。

そのうちきっと辿り着きます。

#ヤッコウモッコウ
#水が美味しい杉カップ
#新月伐採
#杉の薬効

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