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さいきん地震が多い



いまグラグラと地震。震度2かな。地震を余り怖いと思うことがないのは、地震の時に咄嗟に「ジェットコースターよりもやさしいな」と思ってしまうからだろうか。

震度3でM強めくらいから反応するけど、安全な場所と逃げ道を判断して、普段これくらい判断早ければなあと他人事みたいに緊急時の咄嗟の反応に感心します。

地震、雷、火事、親父。それよりも怖いのは人間で、サイコパスとか戦争を止めずに市民を殺し続ける偉い人たちとか、要人が海外ではマスクしなくなることを見てないフリして報じないメディアとか行政の偉い人とか。そういう人の方が僕は怖い。

難民とか紛争の被害者とか、侵攻によって殺される人たちとか、それは明日の僕のことかもしれない。そう思うのは心配性でも何でもなく、今もし違和感を感じているなら、その延長線上で待っているのはそういう景色なのかも知れない。

朝ドラ「あまちゃん」で電車の中で地震に見舞われ、電車から降りてトンネルを歩き、そしてトンネルを抜けて目の前に広がっている大震災の景色は、出演者たちの驚きの顔、絶望の表情を通して描かれた。見ている視聴者にはそれだけで充分だった。安易な作り物の風景よりもずっと怖かった。

そうだな。怖いのは絶望だ。

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