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精錬(なぜ藍染めをしたいのかについて)

藍染めのための精錬。ディスポンという助剤がなかなか良い塩梅で、そもそも精錬てなんやねんというところから辿り着いたのにもう1本買っておこうと思ったら廃版になってた…

精錬、ソーピング、うちでは生成りを染めることはあまりなく、既成のアパレルを購入して精錬して染めることをやってます。それはアパレルは大量生産で次のシーズンまでにすべて売りさばき、バーゲンセールでも売れ残ったものは廃棄しているという流れがあります。その廃棄がいま環境問題になっていたり、海外のビジネスになっていて、その大量生産かつファッショントレンドの流行の移り変わりに対して藍染めによって「移り変わり」に対して抵抗しようと思ってます。もちろん取捨選択はしますが、流行が移り変わってもある程度は踏みとどまれそうなデザインに対して藍染めを行うことで、そこにある時間の流れを藍染めのエイジングというもっとスローモーで有機的な時間の流れに乗せようという試みです。

精錬の話から逸れました・・・

つまりうちではコットン、たまにウールやシルクなんかを染める。生成りではなくそれらの多くは白です。薄いグレー、ブラウン、ベージュなんかも染める。そのためには糊を落とし、生地の表面をなるべく藍が浸透しやすいように整えないといけません。

ああ、困ったな。でも染め液を建てることと同じくらい、精錬は重要な作業です。

ディスポンに代わる良い感じの助剤を探しております…

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