ひとは、非とで在ることに明け暮れます。虫ではないからです。太宰治は、太宰治であることに非であると唱えました。逃避行は、きっとどの世でも苦行だったことでしょう。本業を言い分けるくらいなら、やめておしまいなさい。それを世に出すことは犯罪同等。