見出し画像

賛美を歌う理由 1

賛美歌・聖歌は、要は【白人霊歌】とも言うべきもので、
基本的にきれいできよい世界を歌っています。

(対して【黒人霊歌】がいわゆるゴスペルと言われるジャンルで、人間の現実をもっと生々しく歌い上げつつ、それを超越した希望へと心を向けさせてくれます。)

白人霊歌と黒人霊歌、どちらも聖書が語る真理と希望、そして創造主を信頼し続けた作者たちの歩みから生まれたもので、自分はどちらも大好きです。

自分が賛美を歌うのは、「自分がそういう生き方ができているから」とか、「自分がきれいできよいから」、とかではなくて、むしろ逆で
きれいでも何でもない、むしろ現実はぐちゃぐちゃな矛盾だらけの自分だけど、

自分の力ではなく、自分の罪を赦し、きよめ、新しいいのちで満たすことのできるお方がいる。だからこういう世界に生きられる、こういう世界を目指して生きる事ができるんだ。そう、思い起こすことができる。それが希望、それが【福音(グッドニュース)】なんだと思います。

だから、それを思い出すために、そして自分の魂に言い聞かせるために、繰り返し繰り返し歌い、口ずさむ。人は自らが発した言葉によって人生の舵をとって行く、と新約聖書のヤコブ書に書かれています。だったら、信仰の先輩たちの宝石のような言葉を自分も授かり、彼らの生きる姿勢や目指していたところを自分のものにしていきたい。

自分が賛美を歌う理由の一つはそんなところです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?