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KINGSTONE Certified Teamという外部認定校制度。

どうも、ちょんまげです。

本日は、以前KINGSTONE各活動の中で少し触れた「Certified Team(認定校)」についてのお話です。
直轄スクールとして稼働している「KINGSTONE College」と違い、既存の中高大のチームを定期的にメンテナンスさせていただく活動ですね。
毎月定期的に伺っている場合もありますし、関東以外の地方のチームの場合は年間に数回といった形で行うこともあります。

どこでどのカテゴリーを対象にしても、いつでも大事にしていることはやはり、
「基礎の磨き直し」
「選択肢や派生の増加」
この2点が最重要ポイントですね。
各チームの目標に従って、それらを達成するためには何が必要で、今自分達はどの地点にいるのか。
現在地と目標地が明確であれば点と点を結んで線にすることが出来ますし、その上でどの道筋が最適解なのかを一緒に模索することが出来ます。
勿論一生懸命頑張る、成長を楽しむといった部分は当たり前ですが、僕個人としては「一段一段、一歩一歩を大切にする」という部分をずっと大事にしています。

目標地点に到達することが全てになってしまうと、ともすればそこに至るスピードのみを求めることになり、達成するまでに感じられたはずの、もしくは感じるべきだった様々な経験をすっ飛ばしてしまうリスクがあります。
ただ気を付けなければいけないのは、自分達と同じように周りの他のチームも一生懸命努力しているわけで、実際は自分達の頑張りほどに周りとの差は埋まらないことが少なくないです。
そこで先程の「目標達成」のみにフォーカスしたプロセスでは、頑張りはしたものの結果が出なければ何も残らないという状況が往々にして起こってしまうんですね。

そうではなく、自分達で実現可能な目標を設定した上で、そこに至る道のりをしっかり踏み締めていくこと。
途中で転んでしまうことも、回り道を余儀無くされることも出てくるでしょうが、継続した改善と目標設定があれば必ず少しずつ近づいていくことは出来ます。
一生懸命頑張った先でふと目を上げると、以前より目標が近くなっていたり、去年や半年前に自分達がいた場所が随分遠くに見えたり…その実感こそが成長だと信じていますし、そこに到達出来た疲れも痛みも達成感も含めて感じて欲しいんですよね。

勿論中高大であればそのカテゴリーでの取り組みは時限的にならざるを得ないですし、少しでも早く目標達成をと焦る気持ちも分かります。
だからこそ、その上でちょっと視座を上げて自身や自分達の取り組みを客観視出来るかどうか。
そのためにも可能な限り能動的に、かつ失敗する権利を最大限尊重しながら進めています。

…まあ他の人からすれば、
「何を呑気なこと言ってんだ」
と思われるかもしれませんが(笑)、世界中で様々なカテゴリーやプレイヤーと実地で触れ合ってきたからこそ行き着いた考えでもあるので、僕自身が自信を持って推奨しているアプローチでもあります。
何より僕自身が今現在もプレイヤーとして活動しているので、
「コーチにはこうあって欲しい」
という視点はずっと忘れずに持ってもいます。
自分や自分達の試行錯誤と挑戦を最大限尊重してくれつつ、必要な時にはヒントも叱責もアドバイスも与えてくれる、それぞれの成長を一緒になって自分のことのように喜んでくれる存在。
ここを目指して頑張っているところですね、それをコーチと呼ぶかどうかはもはや問題ではないかな(笑)。

ということで(?)、今週末は滋賀遠征!
認定校の一つである滋賀県立草津東高校男子バスケットボール部のトレーニングに向かいます、楽しみ(^-^)
ではでは。

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