GDPとは何か?
みなさん、どうもレオ代表です。
今回はGDPとは何なのかという話しをしていきます。
GDP=Gross Domestic Productの略語。
英語が苦手な人のために
Gross(グロス)=『総』『合計』
Domestic(ドメスティック)=『国内』
Product(プロダクト)=『生産』『産出したもの』
これを日本語では
国内総生産
と呼ばれています。
国内で一定期間内に売れたモノやサービスの付加価値の
合計金額のことを指します。
つまりは日本が儲けたお金ということです。
そしてこのGDPには
名目GDPと実質GDP
の2つがあります。
名目GDPとは
GDPをその時の市場価格で評価したものになります。
ただし、物価などは変動するため他の年との比較を
することができません。
次に実質GDPですが、
2021年に1ドル=130円だったとして
100万円儲けました。
2022年に1ドル=150円だったとして
100万円儲けました。
同じ100万円を儲けたとしても貨幣の価値に差が生じていますよね?
そこで対象となる期間のGDPを同じ時期の貨幣価値に変化することで
正確な成長率の測定ができるようになります。
これが
実質GDP
です。
もう少し解説していきます。
あなたが食パン専門店を出したとして
1年目に1斤400円の食パンを1万斤販売したとしましょう。
この場合の1年目の売り上げは400万円です。
2年目に突入するにあたり
小麦の価格が高騰し、1斤450円で販売したとしましょう。
しかしながら、お店は人気店となり値上げしたけども
売り上げも上昇し、1年間で1万5000斤売れたとしましょう。
2年目の売り上げは675万円です。
この場合、1年目の名目GDPと実質GDPは400万となりますが
2年目の名目GDPは675万円です。
実質GDPは物価変動分を取り除いて計算するため
400円×1万5000斤=600万円となります。
では、名目GDPと実質GDPはどのように使って
いけばいけばいいかと言うと
他国とのGDPを比べたい場合は名目GDP
過去と比べてどのくらい変動しているか知りたい場合は
実質GDPを見る必要があります。
今回の内容を理解し、マネーリテラシーを高めていきましょう!!
では、また
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