あきえ

目黒の庭園美術館のような建物が自分のオフィスだった、オフィスというかずっといて家のような場所という感覚。そこに薄い緑色のゴブラン織りっぽいスーツを着たあきえが現れた。あきえに手を引かれて、「ねえあなたはこの建物のなかなんでも知ってるのよね、役員室につれてってほしいの」と懇願してきた。あきえはやたらと馴れ馴れしくていい匂いがした。手のひらが柔らかくてしっかりしていてそこだけ男性との初デートのようなドキドキと安心感があった。ただ、薄い緑のゴブラン織りはどちらかというと百合子っぽくないか?と思いつつ、あきえの天真爛漫な強引さで、建物のなかをぐるぐるとまわっていた。私があきえに案内してるのは何の建物の何の役員なんだろう、そう思っていたら目が覚めた。ドリーミーな悪夢でした。
(夢日記、書きゃいいってもんじゃない)

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