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精霊獣辞典補足:長老ペンギン初動

こんにちは、kinghaloです。研究が進んだ結果少し前の記事に補足する必要が出てきましたので今回はサラッと書きます。

前回の記事

さて、前回の記事ではラムペンタ及びに霊獣の誓還についての有用性を論じていませんでしたがそれは間違いでした。
というのも、回し始めで研究がそれほど進んでおらず霊獣の奥深さを見誤っていたからです。
ラムペンタ誓還初動というのは前回の記事を書いている段階でも頭にあったのですが弱いと思って切り捨てていました。
が、霊獣への理解が足りていなかっただけで今回してみると大変強力な初動であり採用しない意味がわからないほどでした。

長老ラムペンタ初動

では実際に回してみながら何が強いのか検討してみましょう。

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今回も前回と同様に解説用の盤面を導入させていただきます。

まずは初手から

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長老とラムペンタ2枚から始めましょう。
長老→ラムペンタの順に召喚。

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次にラムペンタの効果で融合カンナを除外してカンナを墓地へ
その後2体で合体して融合カンナを作ります。

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ここで前回の長老カンナムーブと同様に融合カンナの①と②の効果でチェーンを組みます。

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ここでサーチ先には霊獣の誓還を選択します。

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さらに、ラムペンタで融合ペトルフィンもしくは融合アペライオを除外します。今回はペトルフィンを選択します。そのままもう一度融合カンナに。
ここで、融合アペライオを選択した場合は最終盤面でアペライオを縦で残すことができ、ペトルフィンを選択した場合は横限定になります。

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次にカンナホーク効果で融合ペトルフィンともう一枚をコストにウィンダをサーチします

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ここで展開が止まったかに見えますがまだ誓還が残っています。
ウィンダコストに墓地のカンナを釣り上げ。

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カンナ効果でアペライオを除外

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そうすると、ウィンダとアペライオはSS制限に引っかかっていないのでカンナをもう一度分離することができます。

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ここで、アペライオ効果でペトルフィンを墓地から除外。

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更に、カンナとウィンダで融合カンナを作ります

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最後に、融合カンナの効果でカンナとペトルフィンをコストにして騎襲をサーチ。

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これで手札2枚から1アド、除外リソース2枚、墓地リソース6枚を達成できました。
相手ターンにアペライオ効果で更に除外リソースを追加できますし騎襲も持ってきているので墓地リソースも扱うことができます

ラムペンタの強みとは

第一に単純に、長老とセットで引くと爆発的なアドバンテージを稼ぐことができ、4~6枚目のカンナとして扱うことができるのが第一のメリットです。
3枚と3枚の組み合わせと3枚と6枚の組合わせでは初動の強さが変わってきます。
ここを櫃型の場合は櫃によって色を増やすことで補っていたのですが、櫃は霊獣名称ではないためペトルフィンのコストにすることができません。
ラムペンタはデッキのなかの不純物(非霊獣名称カード)を減らしながらもアドバンテージを担保できるカードであると言えます。
また、先攻で長老カンナムーブと比較した場合、ペトルフィンを自然に除外ゾーンに置くことができる上にすべての種類の乗り物に触ることができるため返しの動きがより強いです。場合によっては長老カンナムーブより強力と言えるかもしれません。
また、長老カンナムーブと比較して1度にデッキに触る回数も4回から5回に増加しているため次のドローで不純物(汎用カード)を引き込む確率も勝ります。

欠点としてはエクストラデッキのカードをコストとして用いるため融合体たちになにか起きた場合にデッキコンセプトが崩壊する可能性があることです。
融合アペライオ、もしくは融合ペトルフィンを除外リソースに変換するわけですがこのどちらも攻防の要ですから、長老ペトルフィン初動で入った場合にはいつもより慎重に融合体を運用する必要があります。特に神属で分離を止められた場合や着地に底なしをもらわないように注意が必要です。
そのため、ある意味では行動を縛ってしまう初動と言えるかもしれません。
もっとも、強烈なパワーでそのような盤面に陥ることもなく叩き潰すことも少なくありませんが。

まとめ

というわけで長老ラムペンタ初動についてまとめておきました。
霊獣を回す際の参考になればなと思います。
最初は馬鹿にしていた動きですが理解が進むとこれほど評価が変わるものなんですね。これからも精進します。遊戯王難しい。

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