キングダム16巻 〜 将軍の見る景色
さぁ、王騎将軍が討たれる16巻です。16巻は、将軍の見る景色を読み解く上で重要な王騎将軍の見所が多過ぎます!
彼らの思いが 全て この双肩に 重く宿っているのですよ
責任感もあるし、仲間に対する愛情もあるし、だからこそ確実に勝利を目指す存在が将軍なのだと思います。
しかし王騎は笑った
この王騎将軍を見た歩兵たちが「将軍は まだ諦めてねェぞ」と指揮を保つわけです。窮地に立たされてもこれができるのが将軍なんですね。
ンフフフフ 誰も諦めたとは言ってませんよォ 策がなければ力技です
皆の背には常にこの王騎がついていますよ
策がなくなっても策がある王騎将軍の安心感。王騎将軍は常に兵士へ安心感を提供していますね。だから、チームが強い。これも将軍の将軍たる所以か。
将軍が手にするのは 千万の人間の命を束ねて戦う責任と 絶大な栄誉 ゆえにその存在は重く ゆえにまばゆい程に 光輝く
責任と栄誉・・・キングダム1巻から信が目指す天下の大将軍のビジョンが示された瞬間でした。栄光と挫折を合わせて受け入れる存在ですが、個人の挫折では済まないくらい大きな責任があると思いました。
天下の大将軍ですよ
王騎将軍自身の口から語られる天下の大将軍です。
将軍の見る景色です
そして、これが作中でも屈指の名シーンです。この直前に目を閉じて深呼吸して背筋を正したことが、実は重要なんでしょうね。
今の一瞬でなぜか全身に力がみなぎった・・・・・・
将軍の見る景色を知った信の全身に力がみなぎります。それはなぜかというと・・・
無かったはずの活路がすぐそこに
どんな逆境にあっても将軍の目には常に活路が、ポジティブな見通しが見えているのです。だから、いつでも力がみなぎっている。それが将軍なのだと私は思います。そして・・・
資質はありますよ 信
最後の最後までカッコイイです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?