忘年会に参加したくない呟き

私は若い世代ではありませんし、お酒も飲みますし、忘年会を堪能してきた世代ですが、ふと、忘年会に参加するのが面倒だと思い始めてきたのでつぶやきます。

忘年会とは

そもそも忘年会とはなんぞやとWikipediaで調べたところ、どうやら室町時代からある宴のようで、海外ではforget the year's troubles partyとも呼ばれているようです。意味が増幅してて素晴らしい。

ここでは、次のタイプの忘年会について語ります。

・職場の機能単位の組織(xx部とかxx課とか)で実施する
・基本的に、その組織の全メンバーに声がかけられて参加するよう促される集まり
・業務後に飲酒が前提となる飲食店に移動して実施(ファーストフード店ではない)
・会費制(割り勘または一部負担の会費制、または役職比例負担制)
・2時間から3時間の会合

何が嫌なのか

個人情報も機密情報にも厳しくなってきて、うかつにプライベートのことを聞くとハラスメントになるこのご時世に、職場の人と何を話すのか?

これに尽きます。

ふわっとした世間話するほどみなさん暇じゃないでしょうし、ちょっと気合入れて仕事論なんかしても、そういうの好きな人とそうでない人います。

食べて飲んで、ちょっとバカ話ししてストレス発散して、とかいう効果を期待しがちですが、上記の状態なので、ストレスは財布の中身ほどは減りません。

昔は良かったなんて言うつもりはありませんが、パソコンやスマホなど、持ち歩くデバイスに色々入ってしまうので飲みに行く危険度が高まったのは確かです。

あと、この記事が代弁してくれてますが、私も飲んだあとの時間がダメになる人です。

どうしたら良いか

批判ばかりしましたが、忘年会でも、私の好きなシーンがあります。

その組織のトップが最後に労いと翌年へ向けた期待などを話す挨拶です。
聞いてても話してても意味あるシーンですね。

これが通常の打ち合わせの最後に話すだけでは意味ないのかというと、そうでもありません。
以前年末に、やたら手作業(スキルを問わないような封入系庶務)するものが残り、チーム全体で取り組んだことがありますが、そのときも「年末感」「一体感」があり、当然ながらちゃんと終わるので「達成感」とともにその年を終えました。

食事というのは優れたコミュニケーションの場です。これには反論はありません。
しかし、たとえばキャンプ・バーベキューが生み出すコミュニケーション効果は、食事だけではなく「何かの作業を一緒にやるシチュエーション」も一役を買ってるように、食事がすべてというわけではありません。

なので、飲み会ではなく、共同作業をやる会を夕方にやって、ボスの挨拶で締める!が新しい忘年会の形で良いのではないかと思います。飲みに行きたい人はその後行けばイイじゃん!

以上です。良いお年を。


補足:冒頭に限定した通り、社外や友人同士の会についてはこの限りではありません。飲みたくない人まで一緒に行かざるを得ないような会はやめませんか?という提案です。





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