見出し画像

Excelで日付サンプルデータを作る(ついでに営業日の計算について)

サンプルデータを大量に作るのは大変なものです。
名前や住所などであれば、世の中便利なもので、次のようなサイトがありました。

どうやっているのか知りませんがすごいですね。助かります。

日付のサンプルデータ

人物データはこれを応用すればよいとして、注文データとか、履歴データのような日付がつくサンプルデータが必要なこともあります。(私が必要だっただけですが)

例えば、本記事のアイキャッチ画像のような、ランダムに日付のデータを発生させたいときどうするか。

画像1

A2セルは起算日で手入力ですが、A3セルには次の式が入っています。

=WORKDAY(A2,RANDBETWEEN(0,1))

これを下にコピペしています。

解説

Workday関数は土日を除いた営業日を表示してくれます。
2021年1月29日(金)の次は2021年2月1日(月)です。

なので、「A2セル」の「Randbetween(0,1)」日あとの日付を表示しています。

Randbetween(0,1)は何を表しているかというと、0から1の間の整数をランダムに表示します。
もしRandbetween(3,8)であれば、3から8の間の整数をランダムに表示します。

祝日も必要であれば、どこかに祝日リストを作って、「祝日」と名前つけて(つけなくてもリストの場所(例:$A$1:$A$100)でもいいのですが)

画像2

さきほどの関数の後ろに、祝日の設定を入れておけばOKです。

=WORKDAY(A2,RANDBETWEEN(0,1),祝日)

画像3

おまけに営業日計算

このWorkday関数は営業日計算に役立ちますので、覚えておいて損はないです。

たとえば、特定の日付(A2セルに入ってるとして)の翌月第5営業日を計算したいときは

=WORKDAY(EOMONTH(A2,1),5,祝日)

こんな感じです。

A2を含む月の最終日から5営業日後、という設定になります。
発注のあった日をもとに、請求日を算出する、とかに役立ちます。


今日もお疲れさまでした。

ちょっと役立ったなと思ったら、サポートいただけると嬉しいです。マウスを買い替える資金になります!