誠しろう

初めましてー! 脚本、小説、漫画も描く 色々投稿するんで見てください!

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AYAKA Darkness of the Witch 三話

「お……い。おー……。おーい、大丈夫か?」  人声のような音が耳に響き瞼を開く。  木々の間を抜け陽光が差し眩しさに目をこすりながら起き上がる。  目がぼやけながらも辺りを見渡してみると一面森だらけだった。  明らかに見たことない場所でアヤカのいた場所では考えられない森の澄んだ匂いがした。 「お目覚めか?よく寝てたな、お嬢さん。だけどこんな森の中で昼寝は感心しないぜ」  話しかけている声の主に視線をむけ顔を確認する。 「え……?貴方は……」 「ん?どうした?顔になんかついてる

    • AYAKA Darkness of the Witch 二話

       不可能を可能に……。 「そんな魔法師いるわけない!ありえない!」  そんなものがいていいはずも無い、それは魔法ではなく神の所業。  しかし――。 「じゃあ!魔法は――」  綾華の言葉を手で遮りトロイヤ続きを話始める。 「”すべての魔法の力はアトラスに帰する”」 「有名な本の詩だ。この世に混在する魔法の力はアトラスに還らなければならない、すなわち俺たちの力はアトラスが分け与えたものだ」  先ほどの話を聞けば想像はつく。神のような魔法を用いる者は即ち神とも言える。  ――この話

      • AYAKA Darkness of the Witch 第一話

        ピッピッと脳に響き渡る音が部屋中に鳴り響く。  窓から刺す陽光が彼女の布団を明るく照らす。布団に包まり再び睡眠へ入ろうとしたが時計の時間を見て布団をはぐ。  真っ白な天井を見上げ、憂鬱になりながらも、彼女は学校の支度を始めた。彼女は魔法学育成学園に通う2年生だ。  魔法育成学校とは、16歳から20歳までの四年間、魔法の基礎や魔法の歴史を学ぶ場所である。ここは魔法と共存する世界、「ユーロシア」だ。古くから魔法を使える種族がユーロシアに辿り着き、開拓・発展を遂げてきた。元は6つの

        • 「境界の復讐者」あらすじ

          「あなたは悪をもって悪を討てますか?」と問われた宗太朗は、日々両親から虐待を受け続けていた。ただ耐えるしかなかった彼の人生に、復讐の念が脳裏に刻まれた。 彼は境界線で踏みとどまっていたが、家族を殺害することを決意する――。 一流の刑事である朝間瞬は、刑事殺しの犯人を追っていた。長年バディを作らず捜査してきたが新人の教育を任されていた、しかし新人との相性は悪かった。次第に新人の過去や「ハヤブサ」という組織、そして自分の両親について真実を知ることになる。 交わることのなかった二人

        AYAKA Darkness of the Witch 三話

          「境界の復讐者」第三話

          俺は本部で今回の事件の洗い出しをしていた。 赤いハヤブサ……shoot evil……この絵が何を指していることがわからない以上、調べようがないんだよな。  間違いなく殺すことに焦点をおいてる。 「瞬、ちょっときてくれ」  如月さんの呼び出しがかかり本部長室に入る。 「どうだ調子は?室内とうまくやってるか?」 「全然!生意気だし口うるせぇし。優秀なのは認めますけど性格が問題ですよあいつ」  「生意気ってお前が言うか」  俺は結構本気で言っているのに如月さんは笑って済ます。 「笑

          「境界の復讐者」第三話

          「境界の復讐者」第二話

          俺は幼い頃から刑事に憧れていた。最初は単に刑事ドラマで凶悪犯を捕まえる姿に目を輝かせていた。  中学卒業した頃から本格的に警察官を目指した。高校では成績上位を維持し生徒会に所属して学校にも貢献していたと思う。周りからは真面目すぎるとかうざいとか言われてたけど俺は気にしなかった。私生活もより一層厳しくした。  高校卒業後はもちろん警察学校に入学した。警察学校の厳しさに驚きながらも仲間達と切磋琢磨しながらやっていた。 毎日泣きそうになりながらも自分の夢のために踏ん張った。  そし

          「境界の復讐者」第二話

          「境界の復讐者」第一話

          2048年、日本は平和のど真ん中にいる。  日々数多、事件は起きているがこの国の7割以上の人々が、命が脅かされる心配せずに生きている。  家の庭で水遊びをする家族、一家団欒で食事する家族、幸せそうに笑い合っている家族。  もちろん世の中がそんな家庭ばかりではないというにはわかるだろう。  ここに笑いなど一切ない恐怖に包まれた家族が。  これは東京都内のある一家の物語。  「なんでこんな事も出来ねーんだよ!宗太朗!」  その叫び声ともにゴンッ!っと鈍い音がなる、1秒も満たない期

          「境界の復讐者」第一話

          初めまして!

          これから自分が創作している小説を投稿していきたいと思います!!! 物語がたくさんあるので大まかなあらすじを徐々に投稿していくので見てみたい話あったら スキして下さい!!

          初めまして!