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S2Fモデルの見方や使い方を解説!ビットコイン投資には欠かせない指標の1つ

ビットコインの価格を予想する方法の1つに「S2Fモデル」があります。

今のところビットコインの価格はS2Fモデル通りに動いているので、参考にしている投資家は世界中に23万人以上もいます。

そんなS2Fモデルとは何か、どう使ったらよいのか、noteにまとめました。

S2Fモデルとは

S2Fモデルは、市場に存在する量(ストック)と年間生産量(フロー)を計算して、希少性と価値を測る指標です。元々は貴金属(金や銀)などの投資に使われていました。

特にビットコインは半減期によって年間生産量が減っていくので、希少性が高まりやすく、価格が予想しやすい特徴があります。

S2Fモデル以外にビットコインの価格予想に役立つ指標が知りたいのなら、下記のnoteに「7つの指標」をまとめました。

S2Fモデルの見方

S2Fモデルのチャートは提唱者「PlanB」のTwitterアカウントから見れます。

定期的にPlanBがTwitterでS2Fモデルの現状を更新しています。

2022年頃にはビットコインが1000万円を超えると予想されています。

上記のS2Fモデルの画像の見方は下記の通りです。

①白い太線がビットコインの予想価格
②色の丸がビットコインの価格
③白い丸がビットコイン価格とS2Fモデル比率

これだけ覚えておけば、S2Fモデルを使いこなせるでしょう。

S2Fモデルの適切な使い方

S2Fモデルはビットコインの長期的な価格を予想する指標ですが、ベストな買い時を判断する指標としても使えます。

買い時はS2Fモデルの白い丸を参考にしましょう。

白い丸は4年ごとで区切られ、大まかな価格推移を表しています。

4年ごとに最高値を更新しているので、2021年末に向けてビットコインが再び急騰していく可能性を示しています。

S2Fモデルの提唱者PlanBは何者か

S2Fモデルの提唱者「PlanB」が何者なのか何も分かっていません。

2017年10月からTwitterを利用していることは分かりますが、それ以外の経歴や投資歴などは不明です。

Twitterアカウントはこちら>>@100trillionUSD

S2Fモデルの欠点と限界

本当にS2Fモデルが信頼できる指標なのかどうか指摘してくれている専門家が2名います。それぞれの意見を下記で紹介していきます。

イーサリアムの共同創業者ヴィタリック・ブテリンは「BTCが過去最高値の2万ドルをなった2017年12月は、半減期のおよそ中間地点だった。2016年半減期後の発行数低下による希少価値上昇を見越したものなのか、2020年半減期に対する期待なのか見分けることはできない。S2Fモデルの有効性を十分に証明できない」と指摘しています。

この反対意見に対して、PlanBは「ビットコインや金、銀などは最大発行数が限られるので希少性が上がり、その他の資産に比べても価値が高まりやすい。」と回答しています。

また、仮想通貨の分析を行う企業ByteTreeも欠点を指摘しています。

ByteTreeのレポートでは「希少性から価格を算出するストック・フロー比率モデルは、今のビットコインの価値を測るには不適当だ」とあります。

ヴィタリック・ブテリンとByteTreeの指摘はどちらも的を射ています。

しかし、ビットコインの市場ができて数年しか経っていないので、S2Fモデルがどこまで信頼できる指標なのかどうか判断するのは難しいでしょう。

S2Fモデルまとめ

今のところS2Fモデル通りの価格推移なので、現状は参考になる指標です。

ただし、少しでもS2Fモデルの予想から価格が外れるのであれば、ビットコイン投資の参考指標として使えるかどうか見直しが必要となります。

それまではS2Fモデルを意識して長期投資をしても問題ないでしょう。

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