【マネーリテラシー】保険の話
一人でも多くの人にマネーリテラシーを高めて欲しいので、重要なところを絞って説明しようと思います。
マネーリテラシーとは、「お金の知識」の事です。
正しいお金の知識があれば、よりたくさんのお金を貯めることができ、より良い生き方ができるようになります。
ですが、学校ではお金の授業なんてありません。
自分で身につける必要があるのです。
きっかけ作りのためにも、マネーリテラシーの話をさせていただきます。
もし自分に関係が無くても、将来身近な人の役に立つかもしれません!
今回は【保険】について。
キーワードは、「保険と投資、混ぜるな危険」です。
保険の考え方
保険は起こる確率は低いものの、遭遇すると生活が困窮するようなトラブルに備えるために加入します。
例えば、
・一家の大黒柱が若くして、亡くなった。
・交通事故で、相手に障害や大けがを負わせてしまった。
・火事で家が焼失してしまった。
という、一発で家族全員が困窮するような状況を避けるために保険に入ります。
逆に
・自動車が壊れた
・スマホが壊れた
・ペットが怪我をした
のような、小さな損失は貯金で備えるほうが効率的です。
なぜなら、保険会社が儲かっているのは私達の掛け金が出どころだからです。
貯金で賄えるものは貯金で賄う方がいいし、賄えないような金額なら身の丈に合わない高級品を買っているということです。
また、
・自分が介護されるようになった時の保険
・3大疾患の保険
・地震保険
など仕組み的に無駄な出費となる保険もあります。
必要な保険/不要な保険は以下の通りです。
必要な保険
①掛け捨ての生命保険(子育て世帯のみ)
「一家の大黒柱が若くして、亡くなった。」というリスクへの対処。
②自動車保険(対人・対物無制限)
「交通事故で、相手に障害や大けがを負わせてしまった。」というリスクへの対処。
但し車両保険は貯金で賄うべし。
③火災保険
「火事で家が焼失してしまった。」というリスクへの対処。
不要な保険
①民間の医療保険
日本人全員が入っている「国民健康保険」の中に「高額療養費制度」というものがあり、どれだけ医療費がかかっても月に約8万円を超えた分はほとんど返ってきます。
長期間働けない場合も、「傷病手当金」などの国の給付金があります。
②貯蓄型保険/払い済み保険
③個人年金保険
④学資保険
⑤民間の介護保険
⑥ペット保険
⑦地震保険
⑧外貨建て保険/変額保険
(2〜8の詳細はリンクを参照)
おわりに
怪我や病気はいつ起こるか分からないので、保険を解除したことで結果的に損することもありえます。
ですが、ほとんどの人が保険はマイナスになります。保険会社は「安心」を売っているのです。
保険と投資は混ぜるな危険。
得するために入るのではなく、致命的なリスクにだけ対処するようにするのがおすすめです。
詳細はこのページをチェックしてください!
https://liberaluni.com/necessary-insurance
今回のアクションプラン
①今入っている保険をリストアップする
②何のために入っているか?本当に必要か?貯金で賄えないか?を確認する
③不要な保険を解約、必要な保険を契約する
他にも、多くの人に知ってほしいことをこちらにまとめていますので、興味があればお読みください。
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