Wi-Fiに代わる次世代Iot通信規格「Matter」 | 雨宮ウィークリーノートvol.40

2024年9月2日 15:23

毎週月曜日に更新している雨宮甲念のウィークリーノートです。
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Wi-Fiに代わる次世代Iot通信規格「Matter」

新たな業界標準になりつつある「Matter」について、いろいろ調べてみました。
MatterとはIoTのために取り決められた通信規格のことです。

たとえば「USB」は、USB接続したときに差した側と差し込まれた側でこういうやり取りをしましょうというルールを定めたインターフェース規格ですが、
同じように「Matter」は、Matterで接続したときに操作側と動作側でこういうやり取りをしましょうというルールを定めた通信規格です。

これが2022年から利用開始され、業界標準になりつつあるようです。
「規格」と聞くと、本当にこれが標準になるのか？という点が気になります。
USBとthunderboltが乱立したり、SDカードとMemory Stickが乱立したりしたように、通信規格がこういう状態にならないか気になります。
実はIoTの通信規格はすでに乱立状態になりつつあり、
・高速通信ができるWifi
・メッシュネットワークを構築できるThread
・数珠繋ぎで多数を同時接続できるZigbee
・低電力で動作するBLE (Bluetooth Low Energy)
など様々な規格が乱立しています。
最近のIoTデバイスはメーカーごとに専用ハブを購入しないといけなかったり、別々のアプリで操作しないといけないのはこういう通信規格が違うという事情もあると思います。

Matterはこれらの違いを吸収するような仕組みで、物理的な通信規格が違っても、最終的には全部同じ形にしようという規格です。
専門用語でいうと、Matterはアプリケーション層にあたる規格で、物理層、データリンク層が違ってもアプリケーションで吸収できるということです。

出典：リョーサンテクラボ
https://techlabo.ryosan.co.jp/article/24011209_1048.html

Matterで統一されることによってメーカーに縛られることが無くなり、好きなスマートホーム製品を好きなスマートスピーカーと接続し、好きなアプリを使って操作できるようになることが予想できます。

USB type-cが出た時にいち早くtype-cにまとめるようなタイプの人は、これからはMatterが通信規格を綺麗にまとめてくれるので、今後入手するIoT機器は「Matter対応」と書かれているものを選ぶと良さそうです。

参考文献：
https://news.yahoo.co.jp/articles/d677f4cfcf23988f1691a7d8c368fd721beca7eb
https://www.youtube.com/watch?v=eKDfo68rfr4
https://techlabo.ryosan.co.jp/article/24011209_1048.html

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Pixel 9で簡単にフェイク画像が作れる

Pixel 9の売りはAIで、製品ページのTOPには「AI によるサポートで、写真はもっと美しく、作業はもっと簡単に」と書いてあります。

写真を簡単にAI加工出来てしまうため、
・実際の川を撮影して凍った海にする
・実際の料理を撮影してピザに変える
といったことが簡単に出来てしまうようです。
一応ブロックはされるものの、何回かやると
・実際の路面を撮影して事故現場に変える
ということすらもできてしまうようです。
それもスマホ１台で簡単に。

こういう操作は今までも可能ではありましたが、普段からパソコンを使うAIに敏感な人だけにしかできない操作でした。
技術は素晴らしいものですが、手軽に出来てしまうというのは若干恐ろしさの方が強く感じました。

個人的なあれこれ

防災グッズを整備する

先日の地震騒動の時には防災グッズがすぐに品切れになりましたが、そろそろ品切れが解消されつつあるようです。
ということで、地震騒動の時に必要だと思った防災グッズを購入しました。

備え大事ですね。

ChatGPTで英語の勉強

生成AIは意味の変換が非常に得意なのでChatGPTを大いに活用して英語の勉強をしています。
最近は、意味、コアイメージ、覚えるコツ、例文　を出力させることで、まったく結びつかない言葉でも記憶に残せるようになってきました。

3番目のコツとか、ユーモアがあってすごい覚えやすいですよね。
こういう例を出してくれるので、楽しく学習が出来ています。

おわりに

記事をお読みいただきありがとうございました。
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