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シルバー・グローブ 銀の惑星(1987)

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1977年、膨大な製作費を掛け、宗教・民俗・文化に密着した哲学的内容と実験的映像に没頭するズラウスキに畏怖を感じた文化庁副長官と映画省次官の決定によって未完のまま撮影を中止させられた作品を、その10年後に失われた約1/5の内容を音声でフォローし、ついに完成した幻の超大作。地球の理想像として新天地に選ばれた、ある惑星に不時着した宇宙飛行士たちが、そこで子を生み、育て、やがてそれが村となり、他民族と争いながら成長していく姿を描く。いわば創世紀的とも言える内容をドキュメンタリー・タッチで映し出したその映像は、異様な狂気と混沌に満ちた世界を圧倒的な迫力で描いている。台詞が非常に抽象的な上に難しく、結果、物語は解り辛い“難解”な物となっているが、もはや演技とは取れぬ鬼気迫る“怪演”を見せる役者陣は、それだけで観る者を釘付けにする力を持っている。 allcinema


久々に頑張って映画を観ました…。めったに途中で止めたりしませんが、これは前半一旦休憩して見直しました(^_^;)


話の流れは分かるんだけど、話の内容が分からない(・д・)

まずはナレーションで事のいきさつが語られて始まります。

最初から宇宙飛行士がいて、謎の民族もいて、どこなのかよく分からない。

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謎の民族が何か落下物を見つけ、宇宙飛行士たちが落下物を調べてみると別の宇宙飛行士たちの記録が残されていました。


どうやら墜落してしまった模様。

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誰かのカメラで記録されてる設定で、凄く不安定。

凄い台詞の量で内容も難しく、すでに理解を放棄しはじめた私。


生き残った宇宙飛行士たちは、そこで暮らしだして、子供を産んで、死んでいく。

でも何故か長生きな奴もいて、崇拝の対象になっていた。 そして太古の人と呼ばれる。

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ずっと録画中。どうゆうバッテリーなの。


その娘?巫女的存在?

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息子もいるが長みたいで反抗的な感じ。

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それからカクカクシカジカいろいろあって、太古の人も死んでいくなかデータをロケットかなんかで飛ばしたらしい。

それから更にいろいろあって、この男がそのデータを見て惑星にやって来た。

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太古の人からしばらく経っていて、宗教的な組織になった村では救世主みたいに崇められる。

鳥みたいな在来種と戦ったり、現地に彼女が出来たり、カオスな状況でスンゴイ早口になっちゃったりする。

長台詞を甲高い西城秀樹のローラみたいな声でスキャットマン・ジョンばりにまくしたてる!

動きも危なっかしくまさしく【怪演】です。


ずっと誰かしらが何かしら喋ってるんですが、哲学的だったり、宗教的だったり、何故か俳優についてだったり、とにかく分からない!


でも映像は楽しめます!

思ってた以上にグロテスクな場面がありましたが…。


最後の方は分かりやすいイメージでしたが、それ以外は観てる側もカオスを感じそうでした(^_^;)


でも頑張って観た!って達成感はあります!


以前に アンドレイ・タルコフスキー監督の【ストーカー】【サクリファイス】【ノスタルジア】を観ていたおかげかな~と思います(^_^;)

この監督のも達成感がすごかったです。

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それでもこの二つは、まだ何となく分かる感じでした。




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