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カリガリ博士 (1920)


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カリガリ博士は眠り男ツェザーレの予言を看板にした見世物をカーニバルに出している。友人アランを連れ、その小屋を覗いたフランシス。友人は調子にのって自分がいつまで生きられるかを眠り男に尋ねるが、答えは“明日の朝まで!”。本当に彼は翌日には殺されており、フランシスは疑惑究明に乗り出すが……。      allcinema ONLINEより


白黒映画のミステリー?みたいな情報のみで観ました。


そしたら何と! サイレント映画でした。。

初のサイレント映画。現代の映画とは   あたりまえだけど全然違う…。

動く紙芝居を観てるようで最初はなかなか慣れませんでしたが徐々にスムーズに観れるようになって話も分かっていきました。


物語は二人の男性の会話から。

僕とフィアンセは、とんでもない事件に巻き込まれたんだ、、、と話し出す男性とフィアンセなのに知らぬ顔で通り過ぎてくぼんやりした女性。

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若い方がフランシス。

何なんだ、この雰囲気…と思いつつ懸命に話を追います。

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カリガリ博士。

街並みが不思議な模様だし、カルディのバッグの柄みたいです。

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どうやら役所に手続きをしに来ている模様。

全体的に背景や小物が歪な形で落ち着かない印象。

にしてもね、椅子が高すぎやしませんか(._.)


フランシスは友人アランと一緒にカリガリ博士の小屋へ。

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カリガリ博士とツェザーレ、ビュジュアル系なアイメイクが印象的。

ツェザーレは眠り続けているが、カリガリ博士の命令で目覚め、予言をする事ができる。。

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怖い…




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こわい…






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怖い!


こんな不気味なツェザーレに明日までの命…と言われてしまったフランシスの友人アラン。

そして本当にアランは翌日殺されていた!

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カルディな街並み。

そして恋人までもさらわれる。

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意を決してカリガリ博士に立ち向かうフランシス!                 ツェザーレと恋人の行方は!?

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いよいよ直接対決となったカリガリ博士とフランシスの物語は思わぬ結末を迎えます。。



今でこそ悪夢的な映像や表現はたくさんあるし、とんでもない結末もいろいろありますが、当時の映画が始まった頃に こんな作品を作ったのは先駆的だったんだろうなと思いました。


映画が始まった頃に 初めて映画を観た人たちの感動って今とは比べものにならない程だったと思うんです。


今の映画もステキな作品はたくさんありますが、そんな時代の感動を味わう事は今となっては、ほとんど出来ないと思うので、せめて、あらすじ以外の何の情報も知らないままで 古い映画を観てみるのも古いからこその新鮮さがあったりしていいんじゃないかと感じました(´∀`)



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