London Necropolis Railwayインストメモ

【テーマ】

コレラの流行により、ロンドンの墓地はキャパオーバーとなってしまった。今後の需要も含め、ロンドン郊外に新たな墓地を作る必要があり、その墓地まで死者と弔問者は列車により、運ぶこととした。あなたは仲間の企画者とこのシステムの案を提出することとなったが、都市と契約できるのは最も成功した考案者のみです。このシステムの考案者として、歴史に名を残しましょう。

【コンポーネント】

リソース
 ・お金
 ・ディスク(青、緑、灰、オレンジ、各12個)
 ・弔問客キューブ

カード
 ・アクションカード

その他
 ・棺コマ(4色各25個)
 ・遺体安置所(3色各8個)
 ・ロンドンタイル
 ・鉄道タイル
 ・スタッフコマ(灰色)
 ・ボランティア(白色)

【ゲームの目的】

ゲーム終了時に得点を稼いだプレイヤーが勝利。

【ゲームの流れ】

ゲームは12ラウンドあり、ラウンドには各プレイヤーの手番が1回ずつあり、スタPから時計回りに実行する。
6ラウンドと7ラウンドの間には、『世紀の変わり目』となり、フリーアクションを実行できる。

【手番の説明】

⑴カードを選ぶ
 共通のカード列からカードとディスクのセットを獲得します。
 山札から空いたスペースにカードを補充し、山札の一番上のカードの裏面を確認してディスクを補充する。

⑵アクションを選ぶ
選んだカードに描かれたアクションを対応するディスクを支払って実行しても良い。
※順番は任意
※オレンジディスクはワイルド
※同じアクションは複数回実行できない

 <アクション説明>
 ○ロンドンアクション(青ディスク)
  ロンドン駅の各施設(霊安室、礼拝堂、オフィス、ロビー)を改良できる。
  改良コストは、ボード上及びタイルに描かれている。
  ※改良は、印刷状態→タイルA面→タイルB面の順で改良する
  ※改良することで収入が増えたり、終了時の得点となります。

 ○ネクロポリスアクション(緑ディスク)
  2つのアクションを実行する
  ①スタッフを雇う
   2金でスタッフを1人雇うことができる。
   雇ったスタッフは、直ちにネクロポリスかロンドンに配置する。
   ※一度配置したスタッフは移動できません。

  ②遺体安置所の建設
   ネクロポリスに集まった弔問客を消費して、遺体安置所ボードから好きなものを選び、配置する。
   弔問客が足らない場合は、弔問客1人を3金に替えて支払うことができる。
   獲得した遺体安置所は直ちにネクロポリスに配置する。

 ○鉄道アクション(灰色ディスク)
  以下のいずれかのアクションを実行する。
  ①鉄道の容量の改良
   棺又は弔問客のタイルを追加するか裏返す。
   完全に改良された上下のタイルペアを完成させると3種類の特典から1つ選んで獲得する。
   (特典については、ボード参照、描かれている位置と完成させたペアの位置は関係ない)

  ②カードの設置
   鉄道ボードの下にカードを1枚配置する。
   ※カードを設置することで、単発の使い捨て能力を得ることができる。
   ※カードは、3枚まで配置でき、1手番に1枚しか使用できない。
   <カード効果>
    手荷物車:遺体安置所の建設時に列車内の弔問客を使用できる。
    乗務員車:ロンドン駅で支払うスタッフの維持コストが2金から1金になる。
    食堂車:ネクロポリスに弔問客を運んだ際に、満席の車両ごとに2金を得る。
    資材置場:列車の移動時に設置されたカードごとに移動力が1追加される。

  ③鉄道タイルの売却
   もし、行き詰まってアクションを起こすお金がない場合、
   改良されていない無人の鉄道タイルを1枚2金で売ることができる。

 <ボーナスアクション>
 メインボードのアクションスペースに対応する色(オレンジはワイルドとして配置可)のディスクを
 配置することで、ボーナスアクションを実行できる(アクション内容はボード参照)。
 ※ボーナスアクションは1手番に1回だけできる。

 <名声を上げる>
 カードアクションに加えて、ディスクを消費して名声を上げることができる。
 「!」のボーナスについては、移動は手番終了時、遺体安置所は直ちに配置する。
 ※各手番に1ステップだけ上げることができる。

⑶列車の移動
 カードの実行したアクションの右側に描かれている列車の数だけ列車を移動させる。
 ※列車がロンドンに止まって、弔問客や棺に空きスペースがある場合、移動開始前に待機スペースの弔問客や棺を列車に載せることができる。
 注意:鉄道カードを設置するときは移動するが、設置した鉄道カードを使用する場合は移動しない。

⑷駅の管理
 ロンドン駅かネクロポリス駅に到着するか、通過した場合、それぞれの駅の管理ステップを実行する。
 1手番で両方の管理アクションが実行可能な場合は、通過した順に実行する。

 <駅の管理アクション>
 ロンドン駅:収入
 ①ロンドンボードに描かれた(配置されたタイルを含む)弔問客、棺、お金、ディスクを受け取る。
 ②弔問客と棺は列車に載せれるだけ載せて、残りは待機スペースに置く。
 ③自身の全てのボードを確認して、スタッフ1名につき、2金支払う。支払えない場合、任意のスタッフを破棄する。
 
 ネクロポリス駅:配置
 ①列車から弔問客を弔問客スペースに移動させる。
 ②列車から棺をスタッフが配置されている列に配置する。配置したスペースと棺の色が一致する場合、棺毎に1金を得る。配置スペースがない場合は、下部の棺スペースに置かなければならない。

 <世紀の転換期>
 以下のアクション1つを実行する。
 ※お金やディスクは不要
 ※このアクションの結果、列車は移動しない。

 ①任意のロンドンタイルを置くか改良する
 ②鉄道タイルを置くか改良する
 ③スタッフを雇う
 ④遺体安置所を建設する(弔問客の消費は必要)
 

【ゲーム終了】

12ラウンド終了時に、次の駅まで移動し、各駅アクション実行できる。
その後、手番を逆にしてスタッフを雇うか遺体安置所を1つ購入できる。

<最終得点計算>

①名声トラック×ロンドンのスタッフ数
②ロンドンボードの完全に改良されたタイルのペア毎に10点
③完成した列毎に10点
④各列毎で最も多い色の棺数×列の上の遺体安置所の有無及び色(2,4,6,8)
⑤下部の棺スペースにある棺数×1点
⑥ネクロポリスの弔問客を2金/人で変換した後、5金毎に1点

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