キッズ向けゲーム紹介⑤:キョンシー
基本情報
名称:キョンシー
人数:2〜5人
年齢:8歳〜
コンポーネント:★★★☆☆
ゲームの箱自体を使用するタイプのゲーム。
箱に立てる衝立、トレジャーハンターとキョンシーコマ、仮面タイル、お宝カード、ダイスなど。
プレイ感:★★★★⭐︎
呪いのミイラのリメイク作品です。
キョンシーとトレジャーハンター(チーム)による1人対多人数のゲーム。協力ゲームではなく、個人戦となっている。
トレジャーハンターは、各自5つのお宝が設定されていて、誰か1人が5つのお宝を集めれば、そのプレイヤーの勝利となります。
キョンシーは、トレジャーハンターを規定回数捕まえてたら、勝利となります。
なお、キョンシー側からはトレジャーハンターの位置がわからず、トレジャーハンターからはキョンシーの位置が見えています。
トレジャーハンターは手番でダイスを振り、出た目から1つ選んで宣言して移動します。
止まったマスに目的のお宝があれば、カードを公開して、獲得を宣言します。
キョンシーの出目が出た場合、そのダイスはロックされて、振れなくなります。
ダイスのロックを解除するには、キョンシーの追加手番が発生し、ロックされていたダイスの数だけ、キョンシーが移動します。
キョンシーの手番では、キョンシーダイスを振り、出目にロックされているダイスの数を足した数だけ移動することができます。
トレジャーハンターと同じマスに入ったら、トレジャーハンターコマを棺桶マスに移動させ、仮面タイルを受け取ります。
良好ポイント
ひと言でいうと、追いかけっこ&かくれんぼのゲームです。お宝を獲得すると場所が特定されるため、キョンシー側は見えなくても、大体の場所はわかる様になっています。
トレジャーハンターとして、隠れて逃げ回る楽しさ、キョンシーとして追いかける楽しさがあります。
キョンシーに捕まるとマグネットが引っ付くため、見えていなくても、音で捕まえたことがわかり、捕まえた感があり、非常に良いです。
残念ポイント
何故「キョンシー」にしたのかということに尽きます。中国のパブリッシャーなのはわかりますが、元のミイラや他のパブリッシャーが出しているペンギンがピラミッドを探索するテーマの方が良かったと思います。
また、コンポーネントのトレジャーハンターコマ(マグネット)等が非常に小さく、紛失や誤飲のリスクがあります。
ボード上のお宝の色の視認性がかなり悪く、明るい場所でないと、黄色と白、赤とピンクがわかりづらいです。
入手性:★★★★☆
4,000円程度で店頭及びオンラインで購入可能です。コンポーネントの割にやや高い印象がありますので、セール等のタイミングでゲットしたいところです。
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