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年も明けたしCEO就任したし綴ります~わたしとpatoとお祭りとカオスと~

patoを運営している株式会社キネカ代表取締役CEOの平塚満ことみっちー(29歳)です。サービス立ち上げ時からGMとしてpatoに携わり、2019年11月に現職に就任致しました。
折角ですので、なぜこの会社にジョインし、なにをしてきたのか、どんな思いで事業に向き合っているのかを、インターネットの時代で個人の時代の今、誰にでも道は開かれているというメッセージを込めて綴らせていただきます。僕のように接客等リアルなサービスでしてか経験のない人間でも、世界を巻き込むような戦を始めることができます。そんな思いが、どうか非ITなサービス業従事者や未来を持った若者に届けばいいなと思っています。

前職~キャバクラ経営~

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株式会社キネカに関わるまで、キャバクラの経営をしてました。
事情により20歳で大学中退、「即金 バイト」で検索した結果、キャバクラのアルバイトに出会いました。
就活する同期へのプライドもあり、死ぬ気で働き詰めました。数年のうちに副店長、店長、マネージャー、統括部長、複数店舗の経営をするようになります。
やっていて一番楽しかったのは、自分をクビにすること
システムを作り、後輩を育成し、自分が不要になる。
こうやって、店舗を増やしていったり、新しい役職を作って展開していくのが楽しくてどんどんクビになりました。
最終的には、クビになっていった結果、オーナーやステイクホルダーの求めることと僕のやっていきたいことが折り合わず、本当にクビになりました。一言でいうと超気持ちよかったです。
給料が上がっていくのも楽しかった。入社してすぐ、待ってても給料は上がるものじゃないことはわかったので、自力で交渉しまくってあげていきました。
ただし3~400万くらいの年収になってからは、上げてく楽しみはあっても、幸福度は何も変わりませんでした。
変わったのは人におごる額くらい。経験以上の価値はなかったなと今は思います。

株式会社キネカとの出会い

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クビになる前。キャバクラ以外のことは何も知らない、ゴリゴリの非IT系な僕に会いたい人がいると友人から声がかかります。
これが株式会社キネカ創業者籔本崇との出会いです。
籔本が僕にしてくれたことは、聴くことでした。
それだけで僕の世界はインターネットの力を受けて、無限に広がりました。
そして語ったリアルな体験を、サービスにして世界を変えていこう、新しい当たり前を作っていこうと力強く承認してくれた。誰にでも道は既に開かれていて、人に感動を与えるサービスを新しく作っていくことができるんだと気づかせてくれました。

未知との遭遇~エンジニアさん、デザイナーさん~

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本格的にキネカにjoinを決めたころ、オフィスに招かれます。
そのころキネカは五反田のオフィスビルの1フロアの一部を間借りしていて、すみっこでごちゃごちゃしていたのが懐かしいです。
初めてのベンチャー企業のオフィスで、初めて出会ったのが、エンジニアとデザイナーさんという、人生で一度も出会ったことの無かった職種の人間。竹口輝と原田佳樹でした。
彼らが僕にしてくれたのも、聴くことと、承認でした。
昼過ぎから、気づけば夜が明けるまで、僕のリアルサービスでの体験を、「これはpatoでリプレイスしていけるね!」「それを形にしたいね!」と、webサービスとして昇華出来ると。
現TRIVE GROUP CDOの原田佳樹がこの時言ってくれた、
「みっちーが考えていることを形にする」
という言葉と約束はいつまでも忘れません。
この出会いが、今の僕の原体験もとい原田体験です。
自分の体験が、人に感動を与えるサービスになる、価値になるんだ。と。
これを気づかせてくれたキネカで、僕は全力をもって新しい当たり前を作るべく、joinを決めました。

コミュニティーマネージャーチームの創立

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キネカにjoinし、CSやプロダクトの改善にあたりつつ、大きく着手したことで言うとチーム作りでした。
patoでは、patoで仕事を受ける"キャスト"となるための面談をユーザー全員に実施しています。希望者40,000人程に一人当たり1時間の面談コストをかけてきました。そしてこの面談からの担当マネジメント制がサービスのキモとも言えます。このリアルな部分でUXを最大化し、且つ24時間発生するマッチングのサポートをして感動も最大化する、事業責任者ともいえる業務を担うチーム、コミュニティーマネージャーチームの創立に注力しました。
コミュニティーマネージャーの業務は多岐にわたりますが、一貫して伝えているのは、全員事業責任者であるということ。サービスのUXを深く理解しているからこそ、その最大化にあたることができます。
具体的には、
・面談
・キャストマネジメント
・CS対応/ディレクション
・夜間マッチング対応
・アプリ内/外での施策設計
・プロジェクトマネジメント
などなど。
チームは現在全国で15名にもなり、その背景は様々。自分のように水商売出身者もいれば、営業、飲食、公務員、新卒など。様々なバックグラウンドを持ちつつ、その経験や体験をすべて生かし、新しい当たり前や文化を創る仕事として、コミュニティーマネージャーチームをそれぞれがリードしてくれています。また業務の詳細やチームとしての役割など詳細についてはおって綴りたいと思います。
コミュニティーマネージャーは随時募集中です。どんな経歴でも、感動を作れます。是非連絡待ってます。

前職のマネジメントとの違い

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前職では、人やチームのマネジメントを5年程やってきましたが、端的にいうとそのころのマネジメント方法論はすべて捨てました。
前職での僕は本当の意味で事業を伸ばしていくようなチームは作ってこれませんでした。
前職で僕がやってきたことは、「システムを作り、人を動かすこと」。
特にシステム作りや、人を動かすための小手先の振る舞いに長けていました。
この人のいうことなら間違いない。この人がいれば違う。そんな人物になる為のテクニックでマネジメントにもあたっていましたが、それでは本質的に事業を伸ばしリードしていくチームは作れませんでした。なのですべて捨てました。
この会社でもまだまだ勉強中ですが、志高くチームを作っていく中で気付けたのは、「事業目線でリードし、人に意図を持たないこと」。
意図は、臭いです。
この意図があるせいで、せっかくの事業目線による貢献で得た成功体験という最高のごちそうが、臭くなります。
圧倒的に事業目線でチームの道を開拓し照らしつつ、個人への意図を捨て、個別に期待値を調整などせず、あくまでチームを引き上げていくこと。
これによって生まれたのは、圧倒的に事業目線を持つコミュニティマネージャーチーム。
例えば事業の為に地方展開と人員の地方転勤が必要な時、選任する前に立候補が複数名から自然と上がりました。事業目線をもって、必要だと感じたからと。
例えば夜間のUX向上のために過酷な専任チームを立ち上げる必要になったとき、これも立候補がありチームが出来上がっていった時。
このようにして出来上がったコミュニティマネージャーチームは、今も他社を圧倒するオペレーションとUXの最大化を誇るべく、日々当たり前を続け、毎日1%の改善を積み重ねています。

CEOになって変わったこと

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これはもう多岐にわたりますが、注力しているのは非連続な成長をもたらすこと、patoが信頼に足るブランドとなるべくより遠くの絵を描き積み重ねること。
なかでもチームへの施策としては、"スリーマンセル"という体制の強化。
スリーマンセルとは、施策の設計の初期段階で、
・ビジネス(コミュニティーマネージャー)チーム
・エンジニアチーム
・デザイナーチーム
の3部門から施策責任者をそれぞれ立て、この特設チームでそれぞれの施策の実施までPDCAを回していく体制。
ナルトからとってます。猪鹿蝶。
これにより、各部門間のコミュニケーションが効率化され、設計段階でスリーマンセルを組むため施策段階でも得意分野を各部門が理解し社内リクルーティングをするようになり、生産性の大きな向上が見られました。
こういった制度が他社であるのかわかりませんが、既存の体制にとらわれない自由な発想から、非IT出身の僕だからこそ作っていける最高のチームを作っていけたらなと日々考えています。
他にもキネカには魅力的な制度がこんもり溢れています。毎月のKPI達成を祝いあいインセンティブもあるGIB(ゴールインボーナス)や、コミュニティーマネージャーからメディア事業責任者への配置転換もあるようなダイナミック人事など。是非これらも興味があったら連絡ください。

まとめ

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つらつらと綴りましたが、誰にでも道は開かれていて、感動を生み出していけるということ、「すでに知ってるよ」という方はすみません、知らなそうな人に伝えてください。なにかだれかの戦を始める火花になれて、世界をよりよくしていくサービスを一緒に作っていけたらなと思っています。

新しい働き方で世界を変え、新しいエンタメで世界の喜びを最大化させる。そして、あらゆるステイクホルダーの期待値を超え続け、信頼をもつ「ブランド」となる。
株式会社キネカもといpatoで、世界を熱狂させていきます。
お力になってくださっている皆様、これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

会社情報:
株式会社キネカ
代表取締役 平塚 満

連絡先:
patoを興味持ってくださった方へ
https://pato.today/cast/

平塚満(ヒラツカミツル/キネカ @micii_pato)
https://twitter.com/micii_pato

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