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願いが叶う短冊の書き方

今日は7月7日。七夕です。
日本全国でたくさんの短冊が飾られ、数多くの願い事が織姫と彦星に届いていることでしょう。

商店街などに飾られた短冊を見ると、なんだか微笑ましくなってしまいますよね。

で、みなさんにお聞きしたいのですが、七夕の短冊に書いた願い事って、叶う確立が低いと思いませんか?誕生日やクリスマスにも願い事をしますが、それらと比較すると願い事が叶う確立は圧倒的に低いと思いません?

今日はその理由を説明します。
そして、ではどうしたら願いが叶うようになるのかをお話します。

結論から話しますと、短冊の書き方が違うんです。

「短冊に書き方なんてあるの!?」って思うかもしれませんが、あるんです。ホントかウソか、信じるか信じないかはあなたの判断におまかせします。

どうぞ半信半疑で読んでみてください。


七夕のストーリーを考える

願い事が叶う短冊の書き方のヒントは、七夕のストーリーにあります。

七夕のストーリーでもっとも有名なのは「織姫と彦星が天の川で年に1回だけ会える」という部分だと思います。願いを叶えたいのであればそこだけで十分です。

大事なのは、

  1. 織姫と彦星が

  2. 天の川で

  3. 年に1回だけ

  4. 会える

ということなんです。

織姫と彦星って?

理屈っぽくなりますが、そもそも織姫と彦星って願い事を叶えるだけの力を持っているのでしょうか?

私は「持っている」と思っています。

ではなぜ、願い事を叶えてもらえないのでしょうか?

それは、織姫と彦星の気持ちになって考えると自ずとわかってきます。そして、それと同時に正しい短冊の書き方もわかってきます。

正しい短冊の書き方

まず、お手元に短冊と書くものを用意してください。
書くものは筆と墨、または油性ペンのような水に濡れても消えないものが好ましいです。

表面と裏面の両方を使う

短冊は両面を使います。おそらく、みなさんが用意した短冊も両面ともに空白になっていると思いますが、実はこれが正解なんです。


願い事は裏面に書く

あまり知られていないと思いますが、自分の願い事は裏面に書きます。色がついていなかったり、ザラザラしているほうが裏面です。

多くの人が自分の願い事を表面に書いてしまっていますが、そうすると願い事は叶いません。

願い事は裏面に書いてください。


表面に書く言葉

では表面には何を書くのか?

表面には晴天を願う言葉を書いてください。

なぜなら、天の川を目印に織姫と彦星がやってきますから、空に天の川が出ないと二人は会えないのです。

織姫と彦星は自分たちの力で天の川を出現させることはできません。だから、彼らは私たちの力を必要としていて、私たちの力で天の川を出現させてあげないといけないのです。

このことに気づけば、短冊に書かなければならないもっとも重要なことは「晴れますように」であることがわかるはずです。


願い事が叶う理由

人は誰しも自分のために全力を尽くしてくれる人をありがたく思います。織姫と彦星も同じです。

見ず知らずの人が、自分たちのために天の川を出現させようとしてくれるのですから、これは絶対に喜んでくれます。ましてやふたりにとっては年に1回だけの大事なイベントですから。

七夕の日になぜ願い事が叶うのかというと、それは織姫と彦星が我々に恩返しをしてくれるからなんですね。

織姫と彦星の立場で七夕を考えてみてください。
見ず知らずの赤の他人が、願い事を叶えてくれと寄り添ってくる七夕と、
見ず知らずの赤の他人だけど、なぜか自分たちのために天の川を出現させようとしてくれている七夕、どっちがいいですか?

自分の恋人に会うために一生懸命、準備をしているときに「願い事を叶えてくれー」とだけ言って自分の欲求だけを前面に出して寄り添ってくる人を相手にすると思いますか?そんなの絶対に無視ですよね。

だから、願い事が叶わないんです。

おそらく、織姫と彦星がデミゴッドではなく、ゴッドであれば、下心丸出しで寄り添ってくる我々を許さないでしょう。でも、彼らはまだ人間を理解してくれる存在です。だから、下心が見え見えでもいいんです。

願い事は叶えてくれます。

思いやりのあるこどもに育てる

まとめます。

短冊には、表面に「晴れますように」と書いて、裏面に自分の願い事を書きます。晴れたら願い事を叶えるスタイルです。

このスタイルだとどうしても出費を避けることができないのですが、こどもに思いやりの心を教えるためなので、避けるべき出費ではありません。

7月7日は織姫と彦星の幸せを願い、もし、ふたりが会えたら、その幸せのおすそ分けをもらえるかもしれないね。というように語ってあげてください。

自分の周りの人が幸せになると自分も幸せになれるってことを教えてあげてください。

本日のnoteは以上です。

蛇足ですが、

7月7日に天の川が出現する確立を知っていますか?

ウィキペディアから引用しますと、統計では、旧暦7月7日が晴れる確率は約53%(東京)で、新暦7月7日が晴れる確率は約26%(東京)となっています。そして、新暦7月7日は月齢が一定しないために、晴れていても月明かりの影響によって天の川が見えないときもあるのです。

つまり、天の川が見える確立は26%よりももっと低いということです。

晴れていても天の川が見えなければ、織姫と彦星が会えませんから、願い事は叶いません。

ここまでくると、計算高い大人のイヤなところが見えてくると思いますが、ここから先は言わなくてもわかると思います。

織姫と彦星は会えなかったから願い事を叶えてくれなかったけど、パパとママがその願い事を叶えてあげるね。ってことですね。



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