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「誠意を見せろ!」と言われたら…

今回は
お客様から「誠意を見せろ!」
と言われた時の対処法
をご紹介します

お客様相談室のイメージの
テンプレのような「誠意を見せろ」

本当に言われる事なんてあるのかな?
と思っていましたが…ありましたね(笑)

いざ耳にすると
なかなかショッキングで
心への圧力が強い言葉だと感じます(>_<)

そこで
もし「誠意を見せろ」
と言われてしまった時の
具体的な対応方法をお伝えします
よろしければご参考ください

結論から申しますと…
「お客様のおっしゃる誠意とは
 どのような内容でしょうか?」

などと直接お尋ねする方法です

「え~‼聞いちゃっていいの( ゚Д゚)⁉」
とびっくりなさる方も
いらっしゃるかもしれません

確かに「誠意を見せろ」と言われて
「誠意って何ですか?」
と間髪入れずにお返事したら

「その回答に誠意が感じられない」
「お前は馬鹿か」

などとお叱りを頂いて
しまいそうですよね(笑)

なので…
①「自社の誠意」をお伝えする
②「お客様の考える誠意」を伺う

という順番でお尋ねしてみるのは
いかがでしょうか?

例)製品不具合の場合に
  「誠意を見せろ!」と言われたら…

「私どもの考える誠意とは
 不具合品を新品に交換することと
 不具合の原因を調査して
 再発防止に努めることです

 お客様のおっしゃる誠意とは
 どのような事でしょうか?
 具体的に教えていただけませんか?」

 などとお答えするイメージです

 こうお答えすれば
 少なくとも「誠意」という
 言葉の意味は知っている事になるので

 「お前は馬鹿か」という類の
 お叱りは頂かないと思います
 まずは第一関門突破です!

 ただ「お客様の考える誠意は?」
 と伺ったところで

 ・「それを考えるのが仕事だろう」
 ・「自分で考えろ」
 と言われてしまう事も多いです

 そういう時には
 サンドイッチトーク
    ギブアップトークがおすすめです


<サンドイッチトーク>
 「お恥ずかしい限りですが」
 という前置きと
 「お教えください」との間に
 知りたい事を挟んでお尋ねする手法


<ギブアップトーク>
 「勉強不足で○○が分かりません
     大変恐縮ですが教えていただけませんか」
 
などと白旗を揚げる手法


いずれの手法を使う場合も
「恥を忍んでお尋ねしています」
というニュアンスが伝わると

答えていただきやすくなるので
おすすめです

そして要求内容が把握できた場合は
「社内で検討します」などと
必ず持ち帰ってください


「今決めろ」と言われても
「私の一存では決められませんので」
とお断り
いただけたらと存じます

結局要求内容が分からない場合
「具体的にお答えいただけないようでしたら
 これ以上当社としては対応いたしかねます
とお伝えして良いと思います

<まとめ>
・誠意を見せろ!と言われたら
  ①自社の誠意をお伝えする
  ②お客様の誠意を伺う
     *サンドイッチトークや
      ギブアップトークを使うと良い

   →お客様の要求が把握できたら
    必ず社内に持ち帰って検討する

   →お客様の要求が把握できない場合
    対応を打ち切らせていただく


本日もご覧くださり
ありがとうございました‼

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