グリーン車の価値とは
全国旅行支援の影響もあり、大混雑の新幹線。
初めてグリーン車を利用しました。
新幹線を利用する時はいつも直前予約だったので全く知りませんでしたが
普通車/指定席:21日前までの予約
グリーン車:3日前までの予約
で、早特を利用できるんですね。
グリーン車は3日前までの予約で良いというハードルの低さが素敵です。
【例:東京→京都 のぞみ】
普通車/指定席:13,970円
グリーン車(早特):15,400円
乗車の3日前までであれば、指定席とグリーン車の差はたった1,430円!
「早特でグリーン車めっちゃお得や~♪」とルンルンでしたが
思いっきり乗り遅れました。
人生初、新幹線に目の前で置いていかれる。
幸い予定の時間まではかなり余裕があったため、呆然としながらもその場でチケットを取り直し。
節約して自由席?いや、さすがに指定席か。
~2分後~
正規料金19,390円のグリーン車チケットを購入。
そのつもりで来たので諦めきれず。
果たして正規料金を支払ってでも乗りたいという価値を見出せるのか。
検証スタート!
①車内全体
床は普通席に比べて厚みを感じるカーペット。シートの色味も落ち着いていて高級な雰囲気。
そして、パッと見でも前後の座席間隔が広いことが分かります。(実際には10cm以上の差あり)
普通車は横5列(2列・3列)、一方でグリーン車は横4列(2列・2列)
その分、1席あたりの横幅も広くなっています。
リクライニング角度も随分違うそうなので試してみました。
こちらがグリーン車のMAX
そして普通車のMAX
(※独特のアングルで失礼しました)
写真はさておき、体感はあまり変わらない?
グリーン車だと後ろを気にせずMAXで倒せるイメージでしたが、真後ろに乗客がいると、さすがにできない。
個人的なトップオブリクライニングは、普通車の最後列でした。
②座席周り
今回、ラッキーなことに?最前列の席です。
デスクの縦長さが足元の広さを物語ります。本当に広い。
足を伸ばしても伸ばしても余裕。
このデスクに関しては縦長すぎて重いものを置いたら折れるんじゃないかと心配になります。
座席右側のひじ掛けにはリクライニング用のボタン。
左側のひじ掛け。
幅がしっかりあり、ここにも飲み物を置けます。
先端部分には電源用コンセント。
そして読書灯まで。
今回は1列目の座席だったのでありませんでしたが、2列目以降はフットレストもあります。
③アメニティ
2022年11月時点、東京発のぞみではこちらのおしぼりのみ。
ごく普通の使い捨ておしぼり。サイズは大きめ。
すごいなと思ったのは、こういったゴミの回収頻度。
おしぼりの配布後すぐ、そしてその後も定期的に乗務員の方がゴミ回収に来てくれます。
飛行機だとなんとなく当たり前のサービスになっていますが、とても助かります。ペットボトル、お菓子やお弁当など、ゴミが出てもさっと回収していただけると、デスクの上は常に広々と使えます。
また、お弁当やお酒の缶をそのまま置いておくと匂いが気になることもあるので、その点でも助かるなと思いました。
④静か
これが何よりも良かった!
座席数が少ないということもありますが、グリーン車は満席になることはあまりなさそうです。この日も普通車はかなり混んでいましたが、グリーン車は1/3埋まっているかな、くらいでした。
また、2人組で横並びに座っている方でも大声で騒いでいるようなことは全くありません。
(なんとなく騒げない雰囲気)
短くはない乗車時間、ゆっくりくつろぎつつも、仕事に集中することができました。
結論!価値は十分にあり!!
本音は3日前までに早特でグリーン車に乗りたい!ですが、正規料金だとしても十分に価値があると感じました。
座席の広さはもちろん、静かで落ち着いた雰囲気のおかげでリラックスして過ごせました。
移動で疲れ切ってしまう・・・ということなく、現地に到着してからフルで動けるというのはいいですね。
ぜひ、(3日前までの予約でお得に)グリーン車おすすめです。
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