今日のおうちごはん㉒
みなさん、おはようございます。
kindle作家のTAKAYUKIでございます☆彡
一気に夏が襲来したかのような暑さに僕は辟易とした。そして僕は玄関のドアを閉めると、思い切ってダッシュした。あっという間に息切れするも、僕は重いメタボ腹を揺らしながら、洟を垂らしながら、コンビニエンスストアに向かったのである。
途中で歩いてしまったけれども、何とか無事に到着。アキレス腱も繋がっている。
僕は呼吸を整えながら入店。
「嗚呼…なんでガ〇ガ〇君が置いてないのだろうか。Why?」
絶望します。
確か今年の四緑木星の運気は大凶。それにジタバタしたとて、詮無き事。
これもまた天命なのです。そうでしょ? 諸葛孔明先生ョ。
ってな訳で、僕は何も購入せずに自宅へと歩を進めます。その後ろ姿は、全ての希望を奪われた河童そのもの。いやッ………むしろ河童の方がまだシャキッと歩いていることでしょう。
自宅の庭に到着したと同時に、僕は「この屈辱は料理を拵え喰らうことで弔う事ができよう。よって只今より、朕は少し早い晩飯を拵えようぞ」
思い立ったら即行動!
スーパーマーケットに行くには暑くてダルいので、冷蔵庫内に残っている食材で拵えよう。その方が節約できて食材を無駄にすることもないでしょ?
僕は今にも自分の手を切ってしまいそうな、本当に見ていて危なっかしい手つきで包丁を操り、くの字に変形してしまっているフライパンを使用しながら、2品拵えることに成功したのであります。
1品目はこちらです。
それでは喫食。
「いただきまあすぅ」
うん………竹輪とチーズは間違いない美味しさです。そこにみょうがの、あの大人の苦さ的な風味が合わさって、美味です。これはまさに成功の一品。
「ってことはさあ~20歳から付き合っている、『竹馬の友』を呼ぼう」
僕は冷蔵庫をopen!
竹馬の友、つまりルービーを取り出し、グラスに注いで一気に飲み干します。
「嗚呼…美味い。僕はいま地獄から生還したと、はっきり言えようぞ!」
これですョ。ただでさえ暑いかった本日。しかもコンビニエンスストアにダッシュするも目的のアイスが無く絶望。このフリがあってのルービー。
もう最高ぢゃないですかあ。
ついで2品目はこちらでございます。
こちらも喫食。
うん………どうしてこうも烏賊とバターは相性が良いのだろうか。そこにほうれん草が、鉄分を大いに吸収できるほうれん草が、これまたバターと合うのはどうしてだろうか………。
四の五の言わず、熱々のうちに食べよう。だって美味なのは既に確定したのだから。あとはルービーを飲んで、今宵も歌うのだ。
そうです。みなさま、お待たせ致しました。曹孟徳の短歌行の登場です。
「酒に向かえばまさに歌うべし。人生いくばくぞ!」
ありがとうございます。きっと曹孟徳も天国で一緒に飲んでいることでしょう。
気づけばルービーを5缶飲んでしまいました。
「では、〆を食べて、お風呂に入って、パラパラを踊って寝ましょう」
こちらが本日の〆でございます。
やっぱネ、〆はネ、和食でしょ。ルービーを飲んだら、〆は絶対ラーメンとか言っている頓馬ちゃんたちとは、サヨナラしましょう。
僕は〆の和食を、わずか5分で平らげました。
「ごちそうさまでしたあ」
お腹一杯。本当に気分が良いです。そして幸せです。
やはり自炊が一番だと、心の底、腹の底から改めて感じました。
本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。
案ずるでない。 このあと、ちゃんとパラパラを踊りましたョ☆彡
【了】
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