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今日のおうちごはん㉑

みなさん、おはようございます。
kindle作家のTAKAYUKIでございます☆彡

過日。給料日となりました。

「嗚呼…これで今月も無事に借金を返済できる。うれぴー」

僕は自宅の庭でスキップをしました。すると野良猫たちが一斉に逃げて行きました。

絶望します。


「たまには美味い飯でも食べに行くか?」

なんて自分に暗示をかけながら、以下の友人・知人たちを誘ってみた。

大工の棟梁、CADオペレーター、歯科助手、防火管理者、ヘルパー2級所持者、解体屋、配管工、元客室乗務員、場末のスナックのママ、彷徨っている野良犬。

だけど、全員に断られてしまったのであります。

大変に絶望します。


「いくら嘆いても詮無き事。これも天命。切り替えて行こう」


時刻は12時30分。
僕は愛車に乗ると、とりあえず南に進んで行くことにしました。

朝から曇天だけど蒸し暑くて、ちょっとテンションダウン。だけど今日は給料日ぢゃん。もっと前向きに行こうゼ!


とりあえず銀行に寄って通帳記入を行いました。

ATM機械から出た通帳を取った刹那、あまりにも少ない貯金残高に僕は立ち眩みがしました。まだ車の引き落としが完了していないのに、この残高しか残っていないとは………。

はっきりと絶望します。


「やっぱり、自炊にしよう。そうしよう」


ってな訳で、僕はUターンして愛するスーパーマーケットに向かいました。

今日も買う意思のないのに、店内で後ろに手を組んでゆっくりと歩いているおじいさんたちをごぼう抜きし、次いで通路を塞いでるおばさんたちの横を通る際に、「嗚呼…僕も太ってしまった。もう少しスペースがあれば楽に通れるのにネ!」なんて言葉を吐いて、塞がれていた通路の解放に成功したりしながら、買い物を済ませ帰宅しました。


「ちゃっちゃッと拵えよう」


僕は冷蔵庫内に残っている食材を駆使しながら、2品拵えました。いつも2品以上拵えているのですが、どうしても毎回泥酔してしまい、写真を撮るのを忘れてしまうのであります。

だけど今回は大丈夫!

こちらが一品目でございます。



チンゲン菜を使用した青菜炒めです。ざっくばらんな切り方が男ですな。



それでは喫食。
「いただきまあすぅ」

チンゲン菜のシャキシャキ感が、柔らかい豚肉とあいまって美味です。味付けは塩コショウ、ニンニク、ショウガ、醤油のみ。油揚げも出汁を吸って美味しいです。


「余はまだ食えるぞ。誰か、次の飯を運んでまいれ!」


なんて一人芝居をうったあとで、2品目の登録です。



大盛り醬油ラーメン。これは完全に食材を入れ過ぎましたネ。猛省します。


具沢山の野菜の下に、ちゃんとインスタントラーメンが鎮座しておりますので悪しからず。

僕は椎茸、玉ねぎ、もやし、人参、豚肉、シナチクを平らげていき、ようやっと麺にたどり着きました。

「嗚呼…この麺と海苔の組合せだけはやめられない。そして止まらない…」
海苔を咀嚼しながら、僕は麺を一気にすすりました。麺の硬さも丁度良く、どんどん麺をすすっていきます。

だけどネ、やはり鍋の〆に食べるインスタントラーメンとのクオリティまでは届きません。致し方ないですが、これ現実でございます。


気づけば大汗をかいてしまいましたが、無事に完食致しました。


「ごちそうさまでしたあ」


大いに満足した僕は、汗が引くまでの間、窓から見える曇天を見ながら、ぼーっと過ごしました。


ちなみに今回は一滴も飲んでおりませんョ。本当ですョ☆彡





【了】

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