見出し画像

喫茶チャイティーヨのあとがき

こんにちは。
こちらは

のあとがきとなっています。


最初から最後までお付き合いいただいた方、
途中からお付き合いいただいた方、
たまたまここに行き着いた方、
ありがとうごさいました。


“喫茶チャイティーヨ prologue”
第1話と言うか、第0話というか。
元々は単発読切として書いたこちらが好評だったので、最後まで書ききるか!とスタート。
元ネタはライナーノーツでも書いた通り、昔妄想したストーリー。とはいえそちらは喫茶がメインではなくて、お弁当を通した交流が主軸でした。
主人公たる〇〇も、当時は珈琲やお酒より(高校生設定だったし)料理に重きをおいていて、両親の離婚を機に転校してきた彼は、徐々に一緒にお弁当を囲む仲間が増えていって…みたいなお話でした。懐かしい。

“喫茶チャイティーヨ 雨と君と。”
このお話も、元はお弁当話での飛鳥ちゃんとの出会いをそのまま流用した形。和ちゃんに、配役が変わったのでそれっぽい設定をぺたぺたと。
珈琲のマリアージュとか誰が興味あるねん。
でも書くのをやめない。

“喫茶チャイティーヨ 音と君と。”
このあたりまでは明確に、〇〇はギターを再び弾けないまま終わる展開で考えていました。
奇跡的な復活劇なんてない。
復活できなくても、再起すること、再誕することはできる。といった感じ。当初の予定では〇〇はギターから、ピアノに転向する予定でした。

“喫茶チャイティーヨ 珈琲と貴女と。”
いわゆるエピソード0。前日譚みたいなもの。
単発読切としてスタートした喫茶チャイティーヨなので、ある程度登場人物がわかってからこのお話をする方が読みやすいかなといった考え。
特に妄ツイはスパッと短くわかりやすいほうが読んでもらいやすいから、人物の背景を書くより、人物の魅力を書くのほうが絶対いいと思います。
もっとわかりやすくかわいいもんのほうがいい!
でもしない!ひねくれものだから。
書きたいもの書く。

“喫茶チャイティーヨ 恩送りと貴女と。”
さくちゃん掘り下げ回と思わせといて、チャイティーヨそのものの掘り下げ回。
飛鳥ちゃんがチャイティーヨを始めた理由、さくちゃんや梅ちゃんがここで働く理由。〇〇のチャイティーヨへの想いや、モチベーションを考えるきっかけ。そういった回。

“夜喫茶チャイティーヨ 縁故と貴女と。”
梅ちゃん掘り下げ回と思わせといて、〇〇のエンジンに火を入れる回。ハマさんの登場は初期案の〇〇ピアノ転向から、アルノが新しく組んだ軽音部との対バンへ展開が変更になったことで決定。まぁ、この頃には実際書いた決定稿に変更になってるんですけど。描写のほとんどが営業風景。正気かい?

“喫茶チャイティーヨ 鉄風と僕と。”
最終的な展開が決まった頃、このお話の殆どは頭の中には出来上がっていたので、かなり筆が早く進んだ気がします。ある意味この回を書くために喫茶チャイティーヨはあった。そんぐらいおっきい回。
一番最初のタイトル案は“絶望と希望と。”でした。
その頃はこの後軽音部として出てくる奈央茉央コンビがライブハウスのバイトでも登場予定で、日村さんがオーナーという配役でした。
ただ、〇〇の音楽から離れた空白の期間と、筆者が欅終盤から櫻前半の速度感について行けず立ち止まってしまった事を重ね合わせて、天ちゃん夏鈴ちゃんに登場してもらいました。
当時の欅の追い立てられるような切迫感や緊張感からくる速度は、ファンはおろか、メンバーすら時に置いてけぼりにしてしまう感じがあって、筆者は足を止めてしまいました。

“出張喫茶チャイティーヨ 正鵠と君と。”
〇〇のエンジンブースト回その1。
本来は次回のお話までここで書き切る予定だったのですが、思ったより長くなってしまったので分割。
飛鳥ちゃん掘り下げ回も兼ねてます。
余談だけど、これ書いてる頃に木村拓哉氏のYouTubeチャンネルで弓道をやる回がアップされてて非常に勉強になりました。

“ロックバンドチャイティーヨ 激励と君達と。”
天ちゃん夏鈴ちゃん本格参戦回。
〇〇のエンジンブースト回その2。
サクッと終わると思いきや、全然終わらず予定の流れまで書ききれずまた分割。
Xで書いた予告文まで書けず、予告詐欺してしまう。

“出張喫茶チャイティーヨ 表現と君達と。”
出したい大人とりあえず出しとけ!回。
〇〇のエンジンブーストその3。
ダンス部の面々ももっと細かく書くつもりだったのですが、マジで果てしなく終わらないので諦め。
シリーズでもトップクラスの長い話になりました。
言わなくも分かると思いますが、披露したのは
Start over!→承認欲求→何歳の頃に戻りたいのか?
です。

“ビストロチャイティーヨ 来たる日と皆様と。”
最後の準備回。
お師匠枠として登場のまいまい。
当初この枠はギターからピアノに転向する〇〇に指導するいくちゃんが登場予定でした。
展開が変更になったことと、あくまでも〇〇は飲食に自分の重きをおいていくことを決めていたので、師匠枠も食に関する師にしよう!と相成りました。
登場している〇〇考案ドリンクは普通に美味しく飲めます。設定集に載せている第1回ビストロチャイティーヨのコースメニューもレシピとか載せてないですが、美味しく食べれるものばかりです。

“ロックバンドチャイティーヨ 透明少女と僕と。”
ある意味本編最終回。
初期案ではこのお話は、〇〇のピアノ、飛鳥ちゃんのドラム、アルノのボーカルで、日食なつこさんの“水流のロック”を演奏して終わりの予定でした。

そこから軽音部とチャイティーヨの対バン構想に変更になり、軽音部はポルカドットスティングレイのラブコールを。

チャイティーヨは同じくポルカドットスティングレイのダイバーを。

それぞれ演奏予定でした。
最終的には実際に書いたナンバガのOmoideから、透明少女への繋ぎとなりました。

“喫茶チャイティーヨ Epilogue”
Prologueで始まったなら、Epilogueで締めたいな。
そんな感じのEpilogue。
新バイト加入の展開はわりと早くから決めていたのですが、姉妹店とバイト枠の増加は結構終盤で決めました。メンバーはアルノが自然だよなの思いと、あまりにもそのまんますぎるか?のせめぎあい。
2枠に増えたので意外枠にるんちゃんを。
的野ちゃんと瞳月ちゃんの構想もありました。



最後の最後までお付き合いありがとございました。
感想とか質問とかなんかあったらお気軽にコメントとかXとかに言ってもらえたら。
なんか匿名の質問箱みたいなやつ始めた方が良いのかな?なんか妄ツイ書かれる方よくやってますよね。そういう文化なのかな?

本編ではカットになったエピソード。


その後を描くアラカルトシリーズ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?