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わたし、自分のこと全然わかってなかったみたい!~今さらだけど本のワークやってみた~

驚くほどに…随分おひさしぶりになってしまった🐶

のんびりやってくぞ、と思ってたけど予想よりもはるかにゆっくりペースになっているこのnoteと自問自答ファッション!!

それでもあたたかな自問自答ガールズの世界…フォローやコメントをいただき、なんとかフェイドアウトせずに戻ってこれた…本当にありがとうの気持ちしかない。

のんびりであることはいいけれど『続けていくわよ〜』の気持ちは持っていたいです、頑張れわたし〜🐢


そんなこんなで、毎日の暑さにやられ、溶けてなくなりそうになっていて文章は書けてなかったんだけど…なんにもしてない訳ではなかった。

あきやさんからの宿題、『本のワーク』を今さらながらやってみた。


このワークは2024年5月18 日にオンラインで参加した、あきやさんこと、あきやあさみさんの『”なりたい自分”を知って“心満たす服”を手に入れる』講座(幻冬社さん主催)に参加したときに出た宿題だ。


本のワークは簡単にいうと、自分の『なりたい』、『すき』、『似合う』と思う本をそれぞれ選ぶ、というもの。

めちゃくちゃにざっくりした今回の流れはこちら
①大きな本屋さんにいく
②本の表紙やタイトルを見て店内を回る
③直感で!自分にとって『なりたい』本、『好き』本、『似合う』本、をそれぞれ選んで決める
(表紙やタイトルのみ、イメージで決めてOK)
(本当はこの本を読んでキーワードを仕分けする作業がありますが…今回はそれは一旦割愛します…まだ全然途中なので…えへへ🐶)


最初は近所のそこそこ大きな本屋さんに行ったのだけど、いまいちしっくりこないのでちょっと散歩がてら住んでるところとは別の街の本屋さんで選ぶことにした。

本屋B&B
下北沢にある本屋さんで、なんとビールが店内で飲める。(ビール苦手なお子さまなのでわたしはジュースかコーヒーを選んでしまうけれど…飲める人が羨ましい)
イベントも定期的にやっているのでそれに参加するのも楽しい。
陳列が予想外だし、ZINEや雑貨もあるのが嬉しい。普段行く本屋さんでは出会えない本に出会えたりする。


今回そこで選んだのはこちらの3冊。
じゃん!(昭和生まれ)

左から『なりたい』、『すき』、『似合う』

わ〜〜可愛い〜〜〜!!

では、まずは『なりたい』本について📕

『SAPERE ROMANTICA (サペレロマンティカ)』
高田怜央
paper company


たぶんヒトメボレというやつだった。テーブルに置かれていたのを見て、あれ?っと気になって手に取った。

シンプルなベージュの表紙にプリントされた黒いすっきりしたフォントのタイトル。めくると中表紙のピンクがチラリと覗いた。
本に対して感じるのは不思議だったけど、ちょっと色っぽいと思った。

表紙のシックなベージュと中表紙のビビッドなピンク…
この対比がすごく可愛いし色っぽいのです


中に書かれているのも舌や口の中などをテーマにした詩で、愛らしいと同時になんだか艶かしいな、とパラパラとページをめくりながら少し動揺した。

表紙や文字のフォント、色使い、そして書かれた不思議な詩。危ういバランスで作られたそれはとても飾らず簡素なように見えて、とても洗練されていて美しく、可憐で、ほんのすこしの色気を纏っていた。

こんな女の人は素敵だな、とそう思った。


次は『すき』な本について📕

『コーヒーにミルクを入れるような愛』
くどうれいん 
講談社 


くどうれいんさんは元々大好きな作家さんで本のことは知っていたのだけれど、他の本と比べてもやっぱり好きだな〜と思って選んだ。

シンプルなフォントの黒い文字でタイトルと著者名が書かれているのに、それを囲っているのは淡いピンク色で甘やかだし、ゆるゆるのイラストも微妙なバランスで、ユーモラスで優しい雰囲気になっている。
ジャムトーストとコーヒーの朝食(夜ごはんでもいい)も、まな板や包丁や古いタイプのタイルの流し台も、テーブルクロスのひかれたテーブルも、へんてこな生きもの2人がちゃんと暮らしを楽しんでいるように見える。
自分たちなりのバランスで、日々を楽しんで暮らしている人たちがわたしはとても好きだ。

なによりタイトルが素敵だった。
『コーヒーにミルクを入れるような愛』、そんな愛をわたしも誰かに渡したいし、誰かにもらえたら、とてもとても嬉しいと思った。


最後は『似合う』本について📕

『自分を愛するということ(あるいは幸福について)』
佐々木ののか 
亜紀書房 

こちらはもともと持っていて、大好きな本だったのだけど、これ以上自分らしいものもないなと思って選んだ。

内容も大好きだけど、表紙のブルーとオレンジの対比が可愛らしいのがとても気に入っている。わたしは普段のほほんとしているときと、怒ったときやイライラしたときのギャップがひどくて、全然雰囲気が変わってしまうらしい。この本の表紙の色もなんとなく、自分もこんな感じかな、と思ったりした。(この色みたいにきれいでも優しくもないけど…真逆ってことでね)

タイトルになっている、自分を愛すること、幸福であることがずっと下手くそで、わたしのぽんこつな部分のひとつだと思う。生まれてから結構経つけれど、まわりと比較してもこれがずっと上手くできなくて今もちょっと困っている。
少しずつ出来るようになっているし、この自問自答ファッションをやる中でもさらに変わっていけたらいいなと思う。


この3冊がわたしの『なりたい』本、『すき』な本、『似合う』本だった。


本屋さんに行っても結局はもともと好きな作家さんや本を選んでしまったけど、やっぱりわたし好きなんだな〜と思ったりした。本当に素敵な本なのだ。

でもこれ、『似合う』はわりとすんなり決められたけど、『なりたい』と『すき』はなかなか決められなかった。なんなら今も本当にこれでいいのかな?という違和感がある。 

一方はごちゃごちゃっとした愛と生活を描いた本、もう一方は洗練された余計なものを削ぎ落としたようなシンプルな本。

どっちになりたい?
どっちがすき?
本当にそっち?
あきやさんは公演で、こういうときにダウトも混ざってるって話してなかったっけ?
どっちに対してもわくわくする、これがいいと感じるし、素敵だなって思う。だけど、どっちかしか選べないとしたら、わたしはどっち?

このワークをやってみてびっくりした。
わたしは実は全然、わたしのことを知らないし、わからないみたいだった。

でもきっと、これも練習だ、とそんなことを思った。
練習なら、一旦決めるだけでいいかもしれない。
そう考えて、わたしはわたしの『すき』と『なりたい』を決めた。お腹のなかがぎゅっとして、すこし苦しかった。

なんだか面白かった。
こんなにわたし、わたしのことわかってないんだなって。

それでも、練習だと思うと、怖くも痛くもない。
今のわたしはこれ、と決めるだけでいいのだった。

これから変わってもいいし、そのままでもいい。そう思うと少し気持ちが強くなってて、こころの中に少しだけど、新しいものが入れられるスペースができた気がする。

一旦決めたこの方向で、ちょっと進んでみよう。

変わっていくことも、新しい自分の感覚を知ることも、今はそんなに怖くないし、きっと楽しいと思うのだ。

それにしても、練習が楽しいことや面白いこと、安心することだなんて、子どものころは考えもしなかった。

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