第36回出雲駅伝の振り返り
今更2024年の出雲駅伝について自分の1か月前の記事を振り返りながら全日本の展望をしていきたいと思います.
出雲駅伝1か月前の予想では出雲駅伝で駒澤が1位と予想していましたが,佐藤圭汰選手の欠場発表前で2区に圭汰君を配し,1区から3区を前年と同じにしていましたね.本番では佐藤圭汰君を起用できず,6区勝負までは持っていきましたが,國學院の前に敗れました.1区篠原君2区桑田君を起用すれば前半勝負もできていたと思いますが,後半勝負を選択したというのは全日本へ向けて覚えておかなければならないでしょう.
出雲駅伝1か月前の予想では2位の青山学院大学ですが,今回に関しては去年の黒田君のような選手がいなかったなというのが印象です.2区で追いつかれたのが最後まで響いて駒澤國學院から見える位置でレースを進めなくてはいけなかったのがきつかったですね.ただ鶴川選手のめどがついたのは間違いなく朗報ではないでしょうか.山が強いだけに箱根は計算できますが,全日本がどうなるか.
出雲駅伝1か月前の予想では3位の國學院大學ですが見事優勝となりました.前田監督は3区で平林選手勝負もできましたが,明確に6区勝負できましたね.3区の辻原選手起用から彼の信頼度の高さが見えます.山本選手も2区でまずまずの結果そして4区,5区という中間層でも強さが見せられたこと,全日本では2区や3区から先頭を走れれば昨年の駒澤のような独走もあるでしょうか.
出雲駅伝1か月前の予想では4位予想の創価大学は予想通りの順位となりました.この大学までは出雲駅伝の結果を踏まえて評価を上げたのではないでしょうか.ムチーニ選手が起用できなくなったのは予想外ですが,吉田響選手が化け物でしたね.石丸選手は良い時と悪い時がはっきりしているので全日本で上3つに食い込んでいくためには彼の爆発が必要不可欠でしょうか.
出雲駅伝1か月前の予想では5位予想の早稲田大ですが,この大学からは良い選手の評価は上がれど評価が下がった選手もいるので全体として評価は変動しないか,下がったでしょうか.工藤選手は良かったが…という点につきますね.3区の山口選手を誰に変えても結果は変わらなかったと思いますが,彼に対する期待の高さは伝わってきますね.
出雲駅伝1か月前の予想では6位予想の大東大ですが,関東内のチームでは9位となりました.原因としてはエヴァンス選手の評価を上げすぎたことがこの予想と結果の乖離に繋がりました.入濵選手がロードで一つ結果を残したことは良い傾向ですね.西川選手が6区ということは彼が箱根では2区に起用されることになるでしょうか.
出雲駅伝1か月前の予想では7位予想の城西大ですが,関東内のチームでは6位となりました.ヴィクター選手は文句のつけようがありませんが,昨年の4年生の抜けた穴を感じた駅伝となりました.平林選手が4区ということは彼が万全ではないことを感じさせますが,全日本の長距離区間に誰を配置するかが難しくなりました.
駆け足となりましたが以上としたいと思います.お読みいただきありがとうございました.