見出し画像

ご自愛できないワタシをご自愛ください

やる気、元気、モモムギ!

政治家のキャッチコピーみたいなセリフで自分を鼓舞しようとしているけれど、やはり暑い。

ワタシの記事を読んでくださっている方はうすうす感ずいていると思いますが、ワタシは、虚弱よりのヘタレだ。
体力がなく、毎日を低空飛行でなんとか乗り気っている感じ。

昔の保育士時代は毎週医者通いプラス半日寝込むみたいな生活を送っていた。

大体小柄で食も細く、ひょろひょろのワタシが保育士さん向きでないとわかりそうなものなのに、当時のワタシは自分のことをなにひとつわかっていなかった。

そして加減ができない。
役にたっていないとダメだという脅迫観念があって、ついせわしなくたち働いてしまう。

金食い虫、寄生虫、ごくつぶしなどのワードが浮かび
腰を落ち着けて座っていることができなかった。

ここでタイトルにあるこの言葉
暑中見舞などでよく見かけるあれ

ご自愛ください、だ。

ご自愛とは
自分を愛すること、大切にすること
健康に気を付けること。

このご自愛がワタシには難しく

人の望む自分をやろうとしていっぱいいっぱい。

結婚して仕事をやめてからも義両親に望まれるまま同居なんてしてしまい、うつになってしまった。

そんなになるくらいまで我慢しなくても、もう一週間くらいで

あもう無理、ワタシには無理
メンタルをやられる未来しか見えないので別居します

とか言えればよかったのに。

でも思えばこういう話って案外多くないだろうか?

同じく同居でうつとか
ブラック企業で過労死とか
夏休み明けに自殺が多いとか。

もう、ギリギリまで我慢して体を壊すくらいまでやらないと
許されないってなんだろう?
許されるって誰に?
世間に?

長男の嫁は同居とか江戸時代の話でしょ?
会社とか学校って命がけで行くとこじゃないでしょ?

わがままとか我慢が足りないとかそれ以前の問題だと思う。

自分が納得したうえでの我慢ならいい。

例えばににくんは4年間普通小学校に通っていたけれど
最後の三ヶ月はもう行きたくない行きたくないと呪詛のようにワタシの耳元で
ささやいたのだけど

オルタナティブスクール見学に行き
四月からはそこに行けるから。それまではワタシも仕事があるし普通小に通ってください

と頼んだところ

もう今までのぐだぐだがウソのようにスムーズに学校に行くようになった。
彼の中で期間限定ならがんばれると決めたからだ。

別に自己中になれという話ではなく
自分を大事にしながら他人の意見も聞き、その中で折り合いをつけていけばいいと思う。

というわけで
暑いですが
ご自愛ください



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?