接客術、勝手にレベル付けランキング~🎵
ワタシはベーグル屋さんでベーグルを焼きながら、接客も行っています。決して得意とは言えません。
なぜなら人間が苦手だから(おい)
けれども一応接客といものをかじっているので、お店に行くと他の人のそれが気になる。
そしてなんとなくその人の接客レベルがわかるようになってきた。
ランキングというか特性かな?
例えばものすごくスラスラと商品説明やマニュアル通りの接客(ポイントカードはお持ちですか?など)ができる人がいて、すごいなあと思うのだけど、
言葉に感情がない。そしてよく見ると目が笑っていない(お客さんを見ていない)
こういう人はたぶんコミュニケーションがあまり好きではないんだと思う。
とにかくマニュアル通りにやってるんだから文句は言われないだろう、という感じ。
反対にしどろもどろになりながら、コミュニケーションをとろうとする人もいる(ワタシだ)ちっともスマートではないのだけど、人間味があるといえばそうかもしれない。
どちらがいいとかではなく、たぶんものすごく急いでいるお客様には前者の方がありがたいだろうし、反対に勝手のよくわからないご年配の方には後者の方が重宝される。
ワタシも勝手のわからないところに、早口で説明を受けてもまったく頭に入ってこないので、気持ちがよくわかるのだ。
だからゆっくり説明するのは得意。
飲み物はどこで頼んだらええのかねえ?
はーい、こちらですう、なんてね。
ごくまれにスラスラとマニュアル通りに説明できるけれども、人によってその説明の仕方にバリエーションをもたせ、なおかつ人間味があり、コミュニケーションが大好きという奇跡の接客を行える人を見ることがあって。そういう人は笑顔が輝いて見えるからすごい。
これが接客の神というものか。
悲しいかな、口がうまく回らないワタシは神にはなれないけれどせめて温かい接客を心がけようと思う。
というのもスタバで飲み物だけ頼むと
一緒にこちらもいかかですか?と食べ物をすすめられるのだけど
断ると一瞬笑顔がさっと引っ込むのが怖いのです。そういうのだけ気をつけたい。
さて、この間家族で公園に行った帰り、お昼を食べようと新しくできたカフェに入ったんです。
お客さんはみんなファッション雑誌から抜け出てきたようなおしゃれな若い人たちばかりで、公園帰りに顔を赤くしたよれよれの服装のわれわれはちょっと浮いていたかもしれない(たぶんそう)
勝手がわからずウロウロしていたワタシたちに、フロアリーダーであろう女性がさっそうと近づいてきてオーダーの仕方をよどみなく説明してくれた。
あのオレンジが入った水は飲んでいいんですかね?(ワタシ)
の質問にどうぞ、と答えた目が笑っていない。
うん、レベル高だけど神ではない。
飲み物のオーダーを取りに来た若い男の子に、食事と一緒に飲み物を持ってきて欲しいと頼んだら
だからそれはできないんです。とめっちゃ真顔で返された。
どうも食前か食後しか選べないみたい。
うん、きっとまだ慣れていない感じ(緊張している)
なんて観察しながらおいしくランチをいただいたのでした。まあお店のコンセプトに我々があんまり合っていなかったのかもしれない。
周りはみんなおしゃれで慣れている感じだったし、向かいの席で食事している親子連れに、うちの子らよりも年下であろう男の子と女の子がいたんですけど
ふわっふわのパンケーキが運ばれてきた時、その生クリームたっぷりの盛り付けにまったく反応せずもくもくと食べているんですもん。
見慣れてるのね!!
われわれなんて初めて食べたホイップバターなるものに大興奮し、奪い合って食べてましたからね(笑)
そんな場違いなワタシたちにも接客の神ならばきっとほほえんでくれるであろう。
みなさまも、もし身近に接客の神を知っていたら、ぜひコメント欄で教えてください
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