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投資の基礎知識①

今日も引き続き『今さら聞けない投資の超基本』についてのアウトプットとしていきます。
 私自身投資についてまだ知識が乏しいため、具体的な方法論については断定的な言い方はするつもりがないので、あくまで
「へえ、こんなこと書いてるんだ」くらいで読んでいただければ幸いです。

1.投資の原点

 そもそも、なぜ投資がうまれたのかご存知でしょうか?
お金持ちがさらにお金を増やすために?

 実はそうではないのです。
 15世紀から17世紀はヨーロッパから大航海時代を皮切りに、7船で世界中をめぐり香辛料や様々な商品が商人によって各大陸に齎されました。
 その時代、船を一人の財力で買って動かす等到底誰にでもできたわけではありません。ではどうしたのか?商人は資金を募り利益を出資者にリターンとして分けていたのです。
 ここが投資の始まりです!
 
 よく考えてみると事業を始めるために、クラウドファンディングで資金を募るのとよく似ていますね!
 
 つまり投資とはお金を出し合うことで、価値あるサービスを生み出し、豊かな社会を作ることを目的としてううみだされたのです。
 
 投資は危ない、詐欺だ、と日本人の多くは思い込んでいるでしょうか、認識を改める必要がありますね。
 投資は決して危ないものではありません。

2.銀行にお金を預けると?

 銀行に預けたお金はすべてしっかりと保管されている。
そう思っている人が多くいると思いますが、実はそうではないのです。
例えば、1億円を銀行に預けるとしましょう。
そのうち、10%の1000万円は銀行に残り、残りの9000万円は企業に貸し出しているのです。
 そして利息を付け返してもらうことで得た利益を預けた人に還元しているのです。
 しかし、金利が超低いため現代の若者は銀行よりも積立や証券会社に預けた方がいいと考える人も少なくないでしょう。


3.金融商品を選択するポイント

金融商品を選ぶにあたり見る点は3つあります。
1.収益性(増やす)

→老後の資金や子孫に資産を残す目的で株式・債券・投資信託を行うことを指します。

2.安全性(守る)

→住宅の購入資金・教育費・自動車等10年以内に来るであろう大きな出費に備えます。これは、貯蓄・債券・保険等が該当します。

3.流動性(備える)

→失業・怪我等に備えて生活資金を用意する予備資産。投資を始める前に生活費の2.3か月分は貯蓄しておくといいでしょう。

また、すべてに優れた投資の商品は存在せず、この3つをバランスよく行っていくことが投資のセンスのみせどころですね。

4.利回りについて

投資をするうえで重要なことが「利回り」です。
 投資金額に対して得られた利益の割合を利回りと呼び、普通は1年あたりの平均利回りのことを指しまさす。
 
 また、単利と複利という言葉も覚えておくといいでしょう。
単離:原本に対してのみ利息が付くこと。
複利:原本+利息に対してさらに利息がつくのが複利です。
複利と単離とでは、100万円を原本として5年間運用したときに場合にもよりますが、原本の伸び率は大きく異なるので、本書では複利をごり押ししています。

5.投資にかかるコスト

 当たり前ですが、投資にもコストがかかります。
・手数料
・利益に対する税金
・運用費用
などなど

 売却金額や分配金などからコストを差し引いた金額が利益となります。
投資をする際、「損益」を考えなるべく手数料や税金、また運用費等が抑えられる投資を心掛けましょう。

売買時の費用
・購入時手数料
・売買委託手数料
・信託財産保留額

運用費用
・運用管理費用
・監査報酬

資産収入にかかる費用
・株式投資の場合は値上がり益にかかる「譲渡益課税」
・配当金にかかる「配当金課税」がある

そして、出た利益に大してどちらも20.315%の税がかかる。
これを知っておくと知らないとではあとで大きく差が出ます。

おわりに

本日は投資の基礎知識について述べさせていただきました、
皆さんも特に費用の部分はぜひ詳細に理解しておくと損をする可能性が低いかもしれませんね。



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