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酒とピンチと仲裁と捌き

学生時代に途中から全く来なくなった友人が居る
彼は出席日数で、私はバイトに明け暮れ(穴を開けるとそちらもピンチだった)、入学と卒業年次が同じになった

同じ学科で同窓会に来るのも入学時人数の半数以下になった
それとプラス教授
ゴルフが出来る級友は教授とラウンドしてるそうな
私は麻雀ぐらいしか身についてませんけどね

集まれば学生当時の呑み方をするのも居る、2~30代の別の団体に絡んだのが2名居て、止めに入って 1人はタクシーに乗せ強制送還、もう一人は掴み合いになって均衡状態だった
上着を脱ぎ捨て時計、ネクタイを外し、均衡状態の相手側を捌ける位置(相手からは攻撃は受けないがこちらからは攻撃が可能な立ち位置)に立って説得をした
もちろんこちらに向かって来たら即、捌くつもりで
幸い、相手側グループに「この危険状態」を理解出来る人が居たようで、引き下がって戴けた
私が相手に向けた掌は「まぁまぁ」という意味ではなく単なる顔面ガードだった

同じ卒業年度だった友人に、「A3、ありがとうな」と言われた
彼は学生時代から飲み会を仕切ってくれ、乱れた所など一度も見たことはない
最後は何次会だっただろう
正気を保っていたのは2名だけだった

次の同窓会で他流派の黒帯である級友は一人一人に謝って回ってた
私は大丈夫でしたよと答えるしかない
もう1名は体育会ではない
礼も謝罪もなかったな
今までに不味い酒を呑んだことがないのかな

近いうちに教授に顔を見せることも出来なくなる
学生時代みたいに酔い潰れてみたいものだが、この小さな体で未だに中生が90分で9杯入るとか、歳相応の呑み方しか出来なくなってしまったな・・・

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