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崩壊3rdはいいぞというのを紹介したい記事:おもしろかったゲームシリーズその3
サムネは気づいたらスリングショットになってたえちえちママことワタリガラスさん
先日6周年とほぼ時を同じくして第一部が完結し、Twitterトレンドにも上がったmihoyo/hoyoverseの産んだスマホ・PC向けアクションゲーム「崩壊3rd」
このゲーム、めっちゃ面白いのに何でか知らんが日本であんまりウケてない!
本国ではめっちゃ売れてるからそんな事はないんだけど、巷では「原神で稼いだ金をこのゲームに注いでる」だの散々な言われようの時期まであった。
ということで今回はそんな日本だとちょっぴり影が薄い崩壊3rdは何が面白いのか、ってところを出来るだけわかりやすく紹介しようと思う
1.はじめに 崩壊3rdプレイのきっかけ〜現在まで
最初はまず自分のこのゲーム触った経緯を語ろう
実はアカウントだけは凄く古くて、多分開始初日ぐらいのアカウントを所持している。というのも6年前、「スマホでこんなレベルのアクションゲームが遊べる!」というのはなかなかにヤバく、そのバリューだけでもダウンロードする価値があった。
でも実際はDLしたあとスマホは爆熱になるわやること少ないわですぐ離れちゃったんだけどね
その後3年ほど経って、崩壊3rdとは全く関係ないがアクション対魔忍がリリース。
正直崩壊3rdのことなど頭に霞も存在しなかった状態で、小清水アサギにんほりまくりながらエンドコンテンツ遊んでいたのだが、その時に「汚い崩壊3rd」というフレーズを耳にする。
そして、アクション対魔忍が結構長期のメンテナンス(1日だか2日だか)に入ることに
その当時アクション対魔忍以外のソシャゲはプレイしておらず、単純に手持ち無沙汰な状態になった俺は「綺麗な方久々にやってみるかァー…こっちも忍者みたいなの実装してるらしいし」という感じで崩壊3rdを再インストールした。
そこから改めてハマって、そんなにべったりってわけじゃないけど、ずっと続けて遊んでる
2.どういうゲームなの?
崩壊3rdは、ざっっくり言うと「ステージクリア制のスマートフォン向けアクションゲームに、長大なサウンドノベルがついたゲーム」
アクション自体はどんなかと言うと、草刈りとまでは行かないぐらいの敵をお手玉コンボや超性能の回避を駆使しながらスタイリッシュに倒す感じのアクション
どんな感じのアクションかをなんとなく理解するためにキャラ紹介PVを一つ
かっこいいねぇ〜
めちゃくちゃ身も蓋もないことをいうと、大体「ジャンプがないしスタイリッシュランクが空気以下のデビルメイクライ」と思ってくれてればオッケー
そして流石中国ソシャゲというか、色んなキャラクターが登場する中「あれ?こいつベヨネッタじゃない?」「今度はバージルか?」みたいなのが結構うようよいる。
時空断裂に関しては完全にベヨのウィッチタイムだし
原神がパクリだらけだなんだとサービス開始前からガヤガヤと騒がれていたもんだけど、正直それより以前からこのゲームをプレイしていた諸兄は「まあmihoyoだし…」と思っていたんではなかろうか。
そんな感じの有名どころのパチモンパッチワークで良いもん作ろうぜ!で本当に良いものが出来ちゃった みたいなゲーム
またこのゲームでメインコンテンツと割と皆が口を揃えて言っているのは「メインストーリー」
35章(2023年4月現在)ものボリュームがあるストーリーは、途中での大きな転換点からとにかくユーザーを飽きさせない面白い展開が続き、節目節目で流れるムービーが流れるたびに、もうこれで最終回で良くない?とユーザーは感動の涙を流す。
割と誇張なくこんな感じで、基本的に遊んだ人からはめちゃくちゃ評判がいい。
3.何が面白いか・ストーリーの良さ
先程もちらりと触れたけど、Twitterとかをやっている崩壊3rdプレイヤーの口から揃ってよく聞くのは「ストーリーがめちゃくちゃ良い」ということ。
TLにたまーに出没するその辺の意見と「9章までやれ」の二つはもしかすると聞いたことある人も居るんじゃないだろうか
そのうちの一つ、「ストーリーの良さ」について。
どんな感じの構成が多いかというと、やっぱり専門用語が飛び交う科学者連中のトークで現状を説明して、実働組がそれを何とかする みたいな「ブリーフィング→任務」的流れを繰り返すソシャゲ的なストーリーの流れの時が多くて、次に群像劇的な感じで色んな視点でストーリーが並行で動くことが多い。
そして、設定上女の子が台頭する世の中になっているので、基本的に出てくるのは女の子だし戦うのも女の子。
そんな女の子たちがああでもないこうでもない言いながらめっちゃ頑張る感じのストーリー。(百合好きはその時点で大好物だと思うのでやりましょう。)
ストーリーの重厚さや熱さも心地よいもので、「章締めのムービーを見ていたら自然と涙が出ている」なんてことは結構沢山あったりする。
あと、キャラクター自体もそうだけど、今後メインとなっていく主役級キャラはめちゃくちゃ丁寧に描写したり「キャラを好きにさせる工夫」が凄い。
筆者がやられたのはどちらかといえばこっちで、感情移入させる為の部分や感情移入させたいキャラに関しては時間をかけて描写したり、リアル時間を掛けて色々と馴染ませたりすることを怠らない。
そして、だからこそできる展開・だからこそ刺さる話をきちんと用意してくる。これが本当に素晴らしい。
あと特筆すべきはストーリー中挿入されるムービー。
派手な演出・感動的な描写・それまでのストーリーを踏襲したキャラの感情の起伏などが5分やそこらでみっちりと描かれ、とにかくクオリティも凄いし、使い所も良い。(エヴァっぽい描写みたいのはまあ無限にあるけど、コラボしてくれたしスタジオQが作ってるってことは多分許してくれてるので君たちも許してくれ)
そしてその劇中ムービーをなぜか公式Youtube上にストーリー実装と同時どころかストーリー実装前に公開したりする
公式Youtubeチャンネルは敵だと覚えて帰ってください
4.「9章までやれ」って何?
崩壊3rdおじさんがよく使う呪文の一つ
効き目はよわいが、9章をプレイしたときの衝撃が大きすぎてこの呪文が新規勧誘に効くと本気で思っている。亜種として「FGOは6章までやれ PSO2はエピ2までやれ」が存在する。
冗談みたいだけどマジなんだよ!
実際最初の方でも上げた「大きな転機」は7-9章の一連の流れで、そこから加速度的にストーリー自体も盛り上がったり面白くなったりするので、事実を言っているのは間違いない。
そして7-9章は、先の項でも上げた「ハイクオリティな劇中ムービー」が初めて実装された章でもある。
この数年で映像技術が進歩しまくって、今見ると昔より衝撃度は少ないかもしれないが、12章始まるか始まらないかぐらいの時に遊んだ俺でも衝撃を受けた。
そして、それ以降の章をプレイしてると、9章がゲームとしてのピークではなくて、ギアが一段階上がっただけなことに気づくんだよ
これが本当にやばい。9章時点でだいぶ面白いのにそこがピークじゃないの 面白くなり始めるのが9章なのよ
章が進むごとに新しいことや技術の進歩をまざまざと見せつけて、今できることをふんだんに詰め込んだゲーム体験とストーリー演出の進化は、崩壊3rdというソーシャルゲームの年輪みたいなものを感じさせてくれる。
そこに整合性が取れないのはなんだか気持ちが悪いみたいな人も居るかもだけど、俺はかなり好き
そして、9章まで遊んだ人間は大体「ああこのゲームはもう追いかけなきゃ駄目なんだな」みたいな感覚に囚われて、そのまま35章まで突っ走った人もいるんじゃないだろうかと思う
だから崩壊3rd既プレイの人たちは、口を揃えて「9章まで遊べ」って言うんだよね
それほどに鮮烈な体験は待ってると思う ネタバレしかないから外見や取り巻く部分しか語ることができないのが惜しいレベルだ
ただ見ず知らずの人に小説1巻分全部読めっていってるようなもんなので、結構無理筋な誘い方ではあると思いはするんだよね… 実際3章4章とかちょっと話読んでてしんどいもんあるし…
9章までの道筋というか、何をやったらいいよみたいなのは多分にじさんじ所属のvtuber「夢追翔」の紹介動画が結構いい感じなんだけど、後半章のムービーを見せられるだけ見せられたりと、ネタバレ敏感肌気味な人にはちょっとオススメしづらい
一応貼るけどさ
この動画見て始めました!って人も結構居たみたいだから、宣伝効果は結構あったんだろうなとはおもう ありがとうゆめお
そんな感じで、「9章までやれ」は崩壊3rdおじさんたちのネタバレなしでできるおすすめ方法としてはこれしかないみたいな状況なんだけど、とにかく「見ず知らずのゲームをお話の3分の1までやれ」というのは酷だし、この勧めかたで広まるわけがないのもまた確かではあるんだよねぇ…みたいな感じ
5.まとめ・急に勧めた理由
このゲームはストーリー面白いし、お話追っかけるだけならマジでお金ビタ一文も払わなくて良いレベルなので早く遊びましょう!以外に言葉を持てない。とにかく遊ぶ遊ばないは9章まで遊んでから考えよう。
最後に、なんで急にこんな記事書いたかっていうと、多分ここから先新章の1.5部が始まったりする関係で今以上に崩壊3rdというクソ面白コンテンツを追いかけるのが難しくなると思って、最終通達じゃないですが「こんなゲームが無料で遊べちまうのに、プレイしてないのはマジでもったいねえからやってくれ!」という思いを込めて記事を書きました。
この記事を読んで、あの美しい世界を守る者が一人でも増えることを願います。
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