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風浪宮と大川公園

御由緒

御祭神は住吉大神、息長足姫命、少童命、高良玉垂命。

銅板に由緒書き
楼門には大きなうさぎの絵馬があります
高良玉垂命かな…
御神木樹齢約2000年

天然記念物の白鷺の楠は、風浪宮の御神木で別称を鷺見の楠という。

神功皇后が御親征より帰還の時、
洋上で暴風に遭うが少童命の御加護があり無事に葦原の津(現在の榎津)に着かれた。
その折、皇后の御船のあたりに白鷺が現れた。
皇后は武内宿禰に後を追うように命じられた。
白鷺は艮の方角へ飛び立ち、この楠に止まった。
皇后は、この土地を聖地として少童命を祀り、海上の指揮を仕えた阿曇磯良丸を初代宮司として留めた。
ちなみに現在の宮司も阿曇さん。

御拝殿に阿曇磯良丸

阿曇磯良丸は伝説通り、千珠満珠を抱えて身体には貝や珊瑚らしき物がくっついてます。

本殿の基礎は玉垣です
蛭子命
エビス神。
イザナギ、イザナミの間に生まれた最初の神様。
稲荷社
如来や菩薩像が彫ってある

西暦1355と刻まれた重要文化財の石造五重塔。
右側にある人神の年代が分からない。

末社の幸神社
祇園社には素戔嗚命
お堀も玉垣でした

創立1800年の海上安全の神、勝運、導きの神を祀る神社。
中世には風浪大権現を称して、英彦山神宮、阿蘇神社と同様に神仏習合の様子を残している。

筑後地区には神功皇后の伝説が多くあり、同時に水の神様や徐福の伝説もある。

大川公園の時計台

風浪宮の道の向かいには大川公園があります。

花壇脇は玉石がずらりと並んでます。
大川にゆかりのある人の歌碑かな
鐘崎三郎像

大川出身の陸軍軍事探偵、日清戦争の英雄とされる。
長崎で中国語を学び、日清の貿易などにも人力したとされています。

大東亜戦争一周年記念樹

帰り際に大川公園の池の辺りで白鷺を見つけました。
神功皇后を道案内した頃からずっとここにいるんでしょうね。

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