乃木神社
下関市長府城下町にある乃木神社。
大正1年、「乃木記念会」が発足し、大正8年に乃木神社が竣工される。
「乃木を生んだ日本なので、日本人はみな立派であろう」とマッカーサー元帥が放った言葉。
乃木神社敷地内に、乃木希典の子供の頃の家屋と生活の様子を再現している。
乃木家の裏側にひっそりと立つ「石神社」
祠は北向きで、乃木神社と北極星を見据えているとされる。
乃木神社敷地内には、宝物館もあり乃木希典の貴重な資料などが保管されていました。
中世、近江国の佐々木庄に住んだとされる佐々木氏。
佐々木氏とは、宇多源氏の出で近江国の豪族と言われている。
その佐々木氏が、乃木家の祖先とされている。
明治天皇の時代に、陸軍で日露戦争では大将として活躍した乃木希典。
敗戦の原因を作った「愚将」と言われる事もあるが、乃木の人柄を評価する者もいる。
敗戦責任をとり、自害を申し出た乃木に、「私が生きている間は、自害してはならない」と明治天皇は、乃木を諭されたという。
その後、学習院長に任命され、乃木の残した訓話には、「日本は我々ひとりひとりの精神(心)の中にある」というものがある。
この言葉の意図するものは何だろう?
明治天皇崩御の後に、乃木希典夫妻は後を追うように亡くなった。
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