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田川市石炭.歴史博物館

旧三井田川鉱業所伊田竪坑煙突
旧三井田川鉱業所伊田竪坑櫓
地下深部石炭を採掘する竪坑の巻き上げ機と共に使用
イギリス製、明治42年完成
橋本英吉文学碑
友愛の木
香春岳
博物館に展示された珪化木
炭鉱住宅に展示された切符
炭住と呼ばれた長屋様式の平家建物
居間と炊事場だけの長屋一室
住居内には流しだけは入口入ってすぐにあり、土間に降りて炊事をしている様子(マネキンがリアルです)


長屋の一番端にある共同のトイレ
当時の採掘の様子
男性、女性とも上半身は裸だったんですね

山本作兵衛氏は自らの体験を正確に克明に記録しており、当時の筑豊炭田の過酷な環境を伝えています。

男女問わず採掘に携わり、歌でお互いを励ましながら終日の作業。
仕事が終われば、男女共同のお風呂に大勢で入り、住宅に帰る生活…

死と隣合わせの過酷な環境の下、明るく歌を歌いながら炭鉱の仕事に明け暮れた毎日を過ごす…

今の私達には想像もできない生活が確かにそこにあり、今を支えていると思うと胸が締め付けられるよう。

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