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サラとソロモン

生きていると色んな事があるけれど、世の中には幸も不幸もなく、ただ考え方でどうにでもなるんだ。
とシェイクスピアの名言にもある様に、
本当にそうだな、と思う。

色んな角度から物事を捉える事ができると、
たとえ殺人を犯した人に対しても、物を盗んだ人に対しても”悪い”というただそれだけの感覚では終われない気がする。

小さい頃から親や周りの大人達から物事の良し悪しを判断され、自分自身の事もジャッジする様になる。

その事で自分と意見の違う人を遠くに追いやり、
同じ様な感覚の人達で集まり、違う人がいると違和感を覚える様になる。

それが社会に出ると人間関係の悩みの種になり、身体を壊したり、自ら命を断つ選択をする人も出てくる。

だったら、
幼い頃から、
地球には色んな人がいてだからこそ完璧に世界が回っていて、だからこそ素晴らしい世界なんだと教わっていたら?

もっというと、全ての人が外見や持っているものなどで判断せず、

もっと魂レベルで付き合う事ができるとどんなに素晴らしいだろう。

そんな事を考えさせてくれるこの”サラとソロモン”。

小学生くらいの年齢の女の子サラが賢いフクロウ、ソロモンから幸せになれる秘訣を教えてもらうストーリー。

児童書のカテゴリーではあるけれど、この世界の本質が物語としてよく理解できる素晴らしい本!
大好き。

自分の人生を生きていなかった昔の自分に読ませてあげたい。
いや、でも人はみんな受け取れるタイミングがちがうから当時の自分にこれを読ませても、吸収できる事が少なかったに違いない。

小学校高学年のお子さんをお持ちの方はお子さんの感想を是非聞いてみたい!

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