【FF7R】クリア感想


100点/100点


リメイク発表時の大歓声。

原作の魅力が大きい分、不安の声も小さくなかった。


それでも、その期待に見事に応えた。


もちろん細かい点で気になるところはある。

しかし、それを上回るほどの満足感だった。


スタッフの方々に、最大限の賛辞を送ります。



以下、徒然なるままに書きます。


・原作(97')について


私は原作をプレイしたことがないが、兄の背中越しに見たテレビ画面の記憶がある。


発売時期から察するに小学校1~2年生のころ。兄は友達に借りたのだと思う。


フィールドでの戦闘画面。きっとミッドガルから出たところだろう。スタイリッシュな印象。


ただ発売時期にはちょっと年齢が足りていなかった。だから、今回初めて伝説に触れることになる。


・「生まれる前から伝説」


パッケージ裏のキャッチコピーを見ながら中を開くと、2枚組。

ディスクの枚数が期待値を上げるのは、今の世代にはないのかもしれない。


難易度はノーマル。

スクエニさんが1番バランスの取れたものがノーマルってことなんでしょう。

ストーリー重視でイージーを選ぶ人も多いが、そうなるとプレイ動画で十分にも思える。


列車の屋根に乗ったクラウドが登場するところから物語は始まる。


原作をプレイしていれば、そのグラフィックに、BGMに、感動したのだと思う。


まず最初の感想は悪い意味で「軽い」だった。所作が軽いと思った。自然じゃない。

動ける範囲とオブジェクトが微妙に合っていなかったり(直線的)、壁に向かって走り続けられたり、違和感があった。

しかしチャプター1をクリアするころには不思議と気にならなくなった。


そこからはもう、あっという間にクリアまで突っ走った。

ストーリーは満点。ダメなとこあるのか。

個人的にはキャラの力も大きい。

「この人たちの結末を見たい」そう思わせてくれるキャラだ。


闘う者達も、更に闘う者達も、エアリスのテーマも神。

エンディング曲も◎。エアリスがいたスラムのBGMはこれだったんだと知る。


全クリして最初に思ったのは「これで終わりたくない」だった。


そこからはFF7に関する情報を一気に解禁した。


アルティマニアを読みながら原作プレイ動画を見て、

クライシスコアリユニオンをプレイして、

外伝小説を読んで、

アドベントチルドレンを見て、

アニバーサリーを読んで、


それでも「まだだ。まだ終わらんよ」精神は続く。


FF7リバースがPS5独占と知り、9月に新型が出る出ないという話にも左右されつつ、商店街の消費振興券でPS5を購入。


FF7Rをグレードアップし、トロコンを目指す。

1周目を丁寧にしていた関係で、順調。

残りはハードモードとトップシークレッツくらい。あとドレス。


しかし、ここで


「ハードは無理ゲー。MP回復できないからボス前で詰んでやり直す。トップ報酬の黄昏なんちゃらは必須」

「トップシークレッツのバハムートはその時点で最強レベル。ハードでスキルブックは必須」


という意見にぶつかる。どっちが鳥でどっちが卵かは知らん。


原作も勉強したしどっちかというとストーリを一気にいきたい。
途中で詰まったり、トップをしたくなかったため、先にトップシークレッツに挑戦。


ここが長かった。あまりにも長かった。

日にちを変え、戦術を変え、延べ10時間は挑戦した。


もちろんレベルはマックスバリュー。マテリアもそれなりに育っている。


が、何回挑んでも無理無理カタツムリ状態。


シヴァ、デブチョコボは楽勝、

リバイアサンも時間がかかるもののKOできる。

しかし、その次のバハムートがヤヴァイ。

そもそもバハにたどり着くのに毎回20分くらいかかってた気がするから、負けるたびに時間が溶ける溶ける。


それでもあきらめないでプレイしていれば、その時は訪れる。


いつものメガフレア後、回復順序を間違えた。

蘇生のないエアリス1人になった。

相手は依然としてバハムートとイフリート。

いまできることはカーバングルを召喚のみ。召喚したはいいものの、ATBはないし、なんとかATB貯めてもレイズ系もなかった(ない気はしてた)

死を待つのみだった。


そして全滅。


が、暗転しない。





直後、カーバングルの必殺技で全員にレイズ。


!?


まさかの展開に慌てふためく。
コントローラーを握り直す。


そんな一面を持っていたのね。


防御にほのう属性マテリア持ちのクラウドがイフリートを使いATB貯めて回復して、なんやかんやの猛攻撃で倒した。


早朝だったが変な声が出た。

カタルシスなのかアドレナリンなのかわからんものが出た。


そして最後の機械のやつ。

バハムート撃破の奇跡は二度は起こらない。

だからプレイはストップして、youtubeを漁りwikiを漁り慎重に慎重にプレイした。


でもこいつは楽勝だった。あっさりだった。

見事黄昏なんちゃらを手に入れた。


思い返せば、いわゆるやりこみ、裏ボスやハードモードなどをしたことがなかった自分にとっては初めての体験だった。


そこからハードモードで2週目。

黄昏があるクラウドがばっさばっさとなぎ倒し、ヘルハウスで1度やり直したくらいであとはスムーズにクリアできた。


結果的にはたぶん黄昏なくてもそこそこ進められたと思うので、ちょっとハードしてからトップに挑むのが一番賢いのだろう。


原作を知り、クライシスコアをプレイしてからのFF7R2週目はやっぱり格別で、改めて本作の良さを思い知ることができた。

制作側にも、特別なもの、傑作にするという気持ちが強く感じられる。


シナリオについては、そのままのリメイクにしてほしかったという意見もあるようだが、私はここまでのものに仕上げてきたスクエニを信じて次作を待ちたいと思う。


そして人生で初めて予約して購入するゲームになる。
期待します。


・ユフィ編


本編トロコン後、インターミッションもプレイ。

戦闘操作に若干戸惑うもクリア。

次回作はこの形での連携がベースなのだろうか。


アルティメットシークレットも、トップほど苦戦せずにクリア。

クサカベとのピョンピョンアタックでHEATが貯まるのは嬉しくもあり、本編側での苦労を思うと悲しくもあった。お前もっと強かったろ。


その後挑戦したヴァイスのほうが手強かった。

が、それでもトップほどではない。

ティファのバックフリップを駆使して畳みかけてKO!


残すところはインターミッションのトロコンだが、黄昏もあるので、おそらく3~4時間で完了すると思う。

(神羅ビルで点数の付いた箱を倒すやつが不安だが)


2月下旬にサクッとクリアして、助走をつけて次回作に向かいたいと思う。

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