FXは怖いという先入観
FXは怖いという先入観、ネットなどで散見しますが、私個人としては否定する理由もありません。ハイリスクハイリターンな世界だと思います。
金融商品としてレバレッジが掛かるもの全てが該当すると言っても差し支えないでしょう。
ではレバレッジをわかりやすく説明しますね。
遊技として市民権を得ているパチンコに置き換えてみましょう。
パチンコを始めるとき、まず遊技に使用する玉を店側から借ります。この際の貸玉料金は一般に500円で125玉。一個あたり4円です。
客はその条件下で勝った負けたを繰り返すわけですが、この貸玉料金が一個あたり8円、12円と変わればどうなるでしょう。現実は法規制があるので高額に変える事は不可能ですが、大当たり時の出玉が2000発とすると、一回で16,000円〜24,000円の収益となります。普通ならば8,000円ですから、ゲーム性は一変しますよね。
今ほどの話は、玉一個の価値が2倍または3倍に上がったと仮定しました。倍率を上げる事を「レバレッジ」と表現します。
これがFXですと、個人口座では最大25倍(レバレッジは○倍と表記)となります。
1万円の投資金額を25万円として取り扱えるのですから、リターンもリスクも破格になると言えます。
ですから調子に乗って何十万ドルなど保有してみても、予期せぬ為替変動で大損する事など日常です。これがFXが怖いと言われる理由になります。
FX初心者が一番苦しむのは、許容できるリスクがどこまでなのか。口座残高に対して適切な投資通貨量はいくらぐらいなのかだと思います。
実はそこが初心者に限らずプロにおいても最重要ポイントなのです。
この部分は別記事に取り上げていますので併せてお読みください。
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