オタクへ

ぼくの青春が映画になった日には
今ここなんだろうなって思いたい

勝手に好きになっていつの間にか集まってた
ライバル? 仲間?友達?
性別も年齢も住んでる地域もバラバラだけど
好きな人(推しメン) が同じで
初めて会うのはもちろん現場だった
Twitterで
日々推しメンへの想いを綴るあの人
変な角度からおもろいこと呟いてるあの人
いい事しか言わないあの人
推しメンの誕生日だったからみんなが集まった
はじめまして〇〇です
あ〜!あのアイコンの!えー!嬉しい!
って何回も繰り返して
色んな人と会った
写真撮りましょう〜って言って
その日のうちにDMが来て
また会おうって言う
みんなオタクなのに陽キャじゃん
そんなこと思いながらちゃんと楽しんだ
推しメンの誕生日にライブがあって
みんなが集まった日から一年が経つ

今度はぼくの誕生日をお祝いしてくれた

現場でしか会えないと思っていたのに
ぼくがお酒を飲めるようになることを喜んでくれて、遊ぼうって言ってくれて、かまってくれる
あまりにも貰ったものが多すぎて
別れが来る日への悲しみを貯金しているみたい
推しメンが繋いでくれた縁が大切すぎちゃう
推しメンだけで繋がってるはずだったのにな
いつ話せなくなるか分からなくて
いつ別れが来るのかも分からなくて
人間関係ってこんな脆かったのかって思いながら
全国のオタクたちとまた会える日を楽しみにして
日々生きてる
現実と非現実の境目の見分けがつかないけど
青春ってこれなのかもなぁって
みんなではしゃいでるの
最高じゃんね

だからさ、オタク、やめないでね。

大好きだからずっといてよ。

ね。




と、バカデカ感情を抱えた20歳になったばかりのおにさんが書いてました。とほほ

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