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煎茶道に出会って

私が煎茶道に出会ったのは今から20年前、出会った煎茶道は立礼の作法の黄檗売茶流でした。
入門したきっかけは、現在先代家元(当時家元)の講演を聞き、武士は首を折ってお辞儀するのではない!腰から折ってお辞儀するのだ!と言う話しを聞いたからです。
私は商売人の家に生まれ手揉みをして頭をペコペコ下げるそんなタイプでした。
実は、煎茶道のお手前にはあまり興味が無く、先代家元のお話を聞くのが楽しくて通い始めたのです。
しかし、そこは煎茶道 黄檗売茶流、先代お家元の話を聞く前に煎茶道のお稽古がありました。
なかなか覚えられません。
いつまで経っても上達しません。
そんな中でお茶会でお手前する事になり現在のお家元(当時若宗匠)にも習うことになりました。
そこで言われたのは「中井さん残念です、首が前に出ています」
身長が178センチの私は商売人の気質も相まって非常に姿勢が悪かったのです。

ここから、どうすれば姿勢が良くなるか考えるようになりました。

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